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看護大学生 大学院助産師過程受験のハナシ②


前回までのお話

 助産師の資格を取るために大学院の受験を決めた大学1年生の私は、大学3年生にいくつかの学校のオープンキャンパスに参加したものの、4年生になるまで特に何もしていませんでした。
 今回は4年生になった私がどのように8月末の院試に臨んだのか、その過程をご紹介します(4月~7月)。

大学4年 4月🌸

 大学4年生の4月、学校の授業が週に3~4日あり、それ以外の時間はアルバイトと部活で詰め詰めの毎日でした。もちろんこの時点では何の準備もせず、5月から再開する領域実習の事前課題に追われていました。課題のために朝からカフェや学校で勉強はしていましたが、「院試よりも実習!!」の気持ちで毎日過ごしていました。
 実は、助産師過程に進めなかった時用に、私は看護師の就職試験も受ける予定でした。そして、4月は2つの病院の就職試験がありました。そのため、4月は実習の課題に加えて就職試験の準備で手いっぱいといった状況だったのを覚えています。

大学4年 5月🎏

 ついに領域実習が再開し、毎日記録と勉強に追われていました。
母性の領域実習が一番最後に残っていたのでその課題はしていましたが、ノートにひたすら知識を書いていくだけなので頭に入るはずもなく、終わらせること最優先でそれはもう適当に課題をこなしていました。
実習が無い土日も部活やバイトに行っていたので、まとまって院試のための勉強をする時間を取っていませんでした。
 院試は英語の問題が出るので、この時期ぐらいから、院試頻出の単語帳や医療単語などの単語帳をパラパラと読むようにはしていました。使っていた単語帳を下に貼っておきます(この記事の中で紹介している単語帳や参考書は母が見つけて購入してくれたものです)
 また、5月には志望する大学院の説明会があり、それに参加したりもしました。ここで初めて第一志望の大学院の過去問を入手し、事前面談に向けての準備を始めていきます。(事前面談については次で説明しています)


大学4年 6月🐌

 もちろん領域実習は続いていましたが、土日のバイトと部活のルーティンは崩さず、本当に院試受験生か?と疑いたくなるような毎日を送っていました。
事前面談が6月3週目に入っていたので、そのための準備をなんとなく行い、なんとなくの気持ちで教授のもとへ行ったことを覚えています(ちゃんと準備していけばよかった、、と今でもめっちゃ後悔しています)。
※ここで、事前面談について軽く説明しておきます。
事前面談とは、院試受験のために志望する研究科の教授に、「大学院に入ったらこんな研究がしたい」と事前に相談する面談のことです。ここで、教授から自分の考えている研究課題などについてのアドバイスをいただき、院試の際の口述試験(面接試験)につなげることができます。事前面談は自分から志望する研究科の教授にメールなどでアポを取って行う必要があります。
事前面談についてはネットで調べたり、本を読んだりして準備をしていくことをお勧めします。行いたい研究や、ゼミで進めている研究についてをメインに話が進むので、直前の準備では私のように「実現可能性を考えてる?」「フィールドはどこ?」と、ガン詰めされて終わってしまうことになります。
 また、前回の記事で「大学院は2年で助産師資格を取る過程だから余裕がある」と考えたことを書いていたと思いますが、事前面談の際に大学院に進学を考える理由を教授に尋ねられ、それを答えたところ、「大学院は助産の勉強や実習をしながら急ピッチで研究活動を行わないといけないから、すっごく忙しいしハードだよ。」と言われてしまいました(´・ω・`)
これから受験する方は大学院のスケジュールやカリキュラムをしっかり理解して、自分がなぜ大学院で勉強したいのかを明確にしてくださいね。
 事前面談の準備の際に参考にした本はこちらです。とても分かりやすく書かれていたのでお勧めです。

大学4年 7月🌞

 7月は領域実習最後の月でした。土日はバイトと部活に顔を出しながら、専門学校の説明会に参加していました(院試に落ちたとき用)。領域実習が7月末に終了し、やっと院試まで1か月を切ったことを実感し、本気で焦り始めます。我ながら遅すぎ(-"-)
 この頃に受験校を決め、過去問を取り寄せました。私は3校受験しましたが、そのうちの2校が地方の大学院で、1校は取り寄せ可能でしたが(これも取り寄せるまでに少し時間がかかります)、もうひとつは学校まで行って過去問を貸し出してもらうことしかできませんでした(遠方の方には郵送で貸し出しという形をとっていました)。
ですので、ギリギリに過去問を用意するのは本当にお勧めしません。1年前の年度の過去問が用意でき、かつ余裕をもって取り寄せられる時期に取り寄せておくことをお勧めします。

今日のまとめ

 8月の受験直前の時期の勉強や準備については長くなるので次回ご紹介させていただきます。
4年生は実習が目白押しだったり、アルバイトや部活を行っていたこともあって振り返ってみると院試の準備を全くできていませんでした。
 ここから分かることは、時間がある大学1,2年生のうちからコツコツと準備できることをしておくことが大切だということです。3、4年生にならないと具体的にイメージが付かないことももちろんたくさんありますが、日常の中に院試の準備を少しずつ織り交ぜながら過ごすことで、周りの受験生に差をつけられるのではないかと思います。

本日も最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。
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