シェア
haLuna(作詞家・歌手)
2019年3月26日 12:51
その耳元に重厚なハーモニーがまっすぐのびていると気づいたのはいつのことだったか。夜の空気にはホワイトノイズが混じっている、と思っていたそれは、どうやら中音域から可聴領域を超えるあたりまで余すことなくブリリアントな、耳鳴りだったらしい。蝉の鳴く声、と喩えられるのを、そういえば聞いたことがある。蝉の声は倍音豊かだ。ひとりでも何個体も存在するかのようにみずから共振し増幅して、夏を焼き付けていく
2019年3月25日 22:34
昭和の未解決事件、という文字列や画像を見た時に視界をこえて絡まってくるあの感じをどこで体験したのやら、私の幼少期の片田舎のさらに田舎にはその香りがおそらく平成一桁いっぱいくらいまでは残っていて、だから私のふるさとは昭和なのだと思う。なんだか自分でもよくわからないのだけど、6歳か7歳くらいで自分はもしかしたら死ぬはずだったんじゃないだろうか、と、唐突に思いついた。この帰結はわりとしっくりく