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映画『エスター ファースト・キル』感想文&可愛い日記

2023年 3月31日 金曜日 の日記

※映画「エスター〜ファーストキル〜」のネタバレを含みます。


※故に、映画「エスター(前作)」のネタバレも含みます。




映画感想文

映画感想文はいつも長くなってしまうので今回はかいつまんで話そう。観た人向けの感想を。感想の共有をしよう。

できるだけ物語の流れ順に感想を書いていく。



精神病院
まだエスターと名乗る前のリーナ・クラマーが部屋にいないことで、病院全体がエマージェンシーモードに。暗闇の病院内を赤いライトがちかちかと照らす。リーナが暗闇から現れ、カメラがリーナをとらえ続ける。赤いライトが規則的に点滅することで、一瞬一瞬リーナの姿が暗く見えなくなる。まるで明るいところでだけ現れる幽霊のように。



ライトを使った演出は我々観客を不安にさせるのにぴったり。まんまとしてやられた。そしてリーナは持っていたえんぴつをまるでアイスピックのように持ちかえる。「来る、来る、来る。リーナが急に襲ってくるぞ」。結果的には警備の人たちが間に合うことで最初の被害は免れたけど。

あー、エスターが帰ってきたんだ。あのエスターが、と我々は思い出させられた。我々というのは私と、一緒に観た友達。


惑わされる警備員
リーナは外に出る為に警備員を手玉にとっていた。警備員は完全に堕ちた顔してリーナを見ていた。幼い見た目に大人の魅力。表に出しすぎないミステリアスさも魅力的に感じたんだろう。警備員がね。そうして殺されリーナは病院を脱走。

この時点で私自身も「あれれ~、可愛い……」という気持ちが。その気持ちは言葉として成り立つものではなく、言葉になる前の卵の段階の感情だった。    ?   可愛いかも…と思う前に本能だけが、可愛いかも…と気づいていたというか、ほら、恋愛マンガでもあるじゃん、あれ、この感情なんかおかしいなあ~の鈍感な感じがさ。



血だらけピアノ
病院に来ていた精神科医の先生の家まで付いていき、殺害。血をシャワーで流し、ネット検索で自分に似た行方不明者を見つける。そう、その子にとって代わろうってこと。その目星をつけた子の名前が「エスター」。なるほどね。

準備ができ、家を出ようと階段を下る。階段下には先ほど殺しきったと思った先生がまだ息をしている。エスターは「一回で死んでよ」と再び何度も鉄で殴る。また返り血が顔についていた。

私「あーもう。また顔洗わなくちゃじゃん。エスターの邪魔すんなし」



新しい懐かしい家族の元へ
本当のエスターの家族をだましアメリカにやってきたエスター。隠し通そうとするも、地元の刑事に目をつけられる。この刑事が邪魔だな。まあエスターがどうにか始末してくれるだろう。

そしてきっとこのままエスター1と同じように、父親を落としにかかってそれ以外の家族を殺す流れだろうな。そうやって生き続けたんだろうから。エスターも大変な生き方をしているんだな。実年齢31歳。まるで政府から逃げ続けるニコ・ロビンのよう(週刊少年ジャンプ連載中、ワンピースのキャラクター)。

刑事に指紋を取られてしまった。くそ!どうする。エスター!

エスターの住む屋敷から指紋を採取し、映画でよく目にする指紋検証で照合。エスター(リーナ)が偽物だと気づいてしまうが、さすがエスター。刑事の家を突き止めており、その場のナイフを使いめった刺し。とどめを刺すところで、ママ登場。やべー、もうエスターがエスターじゃないとばれる。ここでママを殺すしかないかああああ バンバンバン。ママが銃で刑事にとどめをさす。

ママ「いつだって子供の後始末をするのは親の役目(キレ)」



え、え?お?ママ?目の前の子は本物のエスターでもないし、刑事をめった刺しだけど、まじ? このあたりから察しのいい私は気づいていた。そのあとにすぐママの口から事情が離され、協力することになったわけだけど。


そうきたか~~~~~。このまま前回の同じ流れと思わせてそうくるんだ~~~~。正直ちょっと飽きるかもと予感していたから助かったし、この展開は最高。映画終わった後に友達と語り合うのが楽しみで仕方なかった。早く映画が終われとは思わなかったけど、未来のトーク会が楽しみで待ちきれなかった。それほどにいい感じの展開。



殺し合い
もうここからクライマックスに向けて、ママ、兄、エスターによる殺意むき出しの新生活が続く。そんな生活が何年も続くかと思ったが、あっという間に終わりを迎える。

エスターが帰ってきたことで本業の画家としての能力、やる気が戻ってきたパパ。画廊への出張でアメリカを離れることになったその日、パパが未来への道を取り戻したことで、ママと兄はエスターを殺すことを決意。エスターのおかげでパパが元気になったことは確かだけど、所詮は他人の知らん女。二人に殺しへの戸惑いは無い。


私「エスターさん、やっちゃってくださいよ。エスターさんの怖さ見せつけてやってください」。そう、この時点で、いや、早い段階で私はエスターを応援する目で鑑賞していた。その理由の一つに、ママと兄が嫌な奴だったからというのがある。そもそも本物のエスターを殺したのもママと兄なわけだし、二人ともエスターちゃんへの扱いがひどい。完全にエスターに肩入れをする私。



ラストバトル
フェンシングで殺そうとしてくる兄に対し、エスターはボウガンで対応。ふふふ、まいったか。倒れていく兄に向ってエスターは走る。刺さったボウガンの矢を抜き、めった刺しだあああああああ!まいったかああああ。


その姿を見てしまうママ。目の前で息子が殺されたんだ、そりゃあのヒステリーも当然。かといってこっちも黙って殺されるわけにはいかないわけ。エスターがんばれええ、負けないでええ。


最後の決着はパパによってつけられた。屋敷のへりにしがみつくママとエスター、どちらを先に助けるのか。パパは先にエスターを助ける。そして力尽きたママは地面へどしゃああ。このままハッピーエンドに行きたいがこれは前日譚。パパが死なないと続きへの終わりが始まらない。パパも落ちた。エスターの本当の歯を見たことに驚愕し、足を滑らせ。また一人になったエスターは燃え盛る屋敷の中でおめかしをし、堂々と屋敷から出ていく。


パパに助けてもらったエスター。あの場面で感情があふれ出し、愛しているのと告白してしまった。あれが無ければもう少しだけパパと二人きりで過ごせたのになあと思ったけど、どうせいつかはばれてしまうわけだからあれで良かった。ふたりで生き残ったとして、どうせいつかエスターはパパのベットに入り込んでね、その際にばれてしまうだろうから。


そうしてエスターは養子縁組に登録されることに。孤児になってしまう。エスターくらい可愛くてなんでもできる子はすぐに優しい両親が見つかるはずだよね。そうしてエスター1に続くわけ。1見返したくなったな。


邦題は『エスター』だが、映画館で流れたタイトルは『orphan』。孤児という意味らしい。



結論

エスター1を見た時は、エスター最悪~やめろ~と思ってたけど、今作はエスターに愛着が沸くような演出もあり、エスター最高~もっとやれ~と思ってしまう。今度1を見る時はエスターに肩入れして見返すことになるんだろうな。でも1にでてくる女の子が可愛すぎるんだよなあ。どっち側につけばいいんだ~~


おわり



日常日記

・エスターを見た後のランチは決まっていなかったけど、前回もこの友達と映画を観た時に行こうと思っていたお店があったので、まあその時はお店休憩中で入れなかったんだけど、とりあえずそこに行ってみることにした。


・「ランチ終わっちゃったんですよ~」。そう店員さんに言われたら踵を返すしかないわな。まだ14時なのに。店内賑わっているのに。友&私「もう来てやんないもんね~~~~」おみせの外で二人して愚痴った。ということで、友達がまだ一度も行ったことがないという「ねぎし」へ。




・中央下のはがんこちゃんの肉なんだけど、あまりの美味しさに心がざわざわした。そのままでも圧倒的に美味しいが、卓上の塩コショウ、そして少しの一味をかけるのががんこちゃんの食べ方としてベスト。その上の肉には、レモンをたっぷりと絞って食べた。


・この店舗の店員さんはとても察しが良かった。ねぎしはライスのおわかりが無料なんだけど、茶碗の中身がちょうど無くなるかもってタイミングで「おかわりいかがですか~?」と聞いてきてくれる(そういってほしいが為に定期的に店員さんに見えるように茶碗の中身をさりげなく向けていたってのもあるけれど)


・正直とろろに興奮はしない。ねばねばしていても。友達はとろろとろろとろろと、言語の安定していないメイちゃんみたいなセリフで興奮していたが。私もそれに感情を合わせて体を揺らしていた。


・嫌いじゃないけどね。とろろなら生卵のほうがいいし、なんなら納豆ごはんののほうがいい。もっと言えばとろろの分、肉を増してくれと思う。


・食べ終わってからは友達の用事の為に、何店舗かのお店を点々とした。そういえば新宿には新しくディズニーストアができたから行ってみるかということになり向かった。お互いに、ヴィレバンあるし寄ってく?みたいな気持ちで。


・ストアの横の横にとってもとってもかわいいあのキャラがいるではないか!プライベートでそこにいたのかもしれないけど、失礼ながら盗撮させてもらった。



・ふたりしてうふふふ言いながら多方面から目で堪能。そうして何分かここで過ごした後に、隣の隣のディズニーストアへ。


・夢の世界。おもっていたより広い。一応見ておくかという気持ちで入ったディズニーストアで我々は互いに愛を見つけた。友達はシンデレラに出てくる猫のぬいぐるみを、私はあるキャラの見た目に変身したユニベアーシティを。その場で買ったわけではなく、次来たら買おうと互いに決心した。めっちゃかわいいの!ぜったいそのうちに買うんだけど、みんなもきっと買いたくなるだろうから教えるね。写真は撮ってないから探してくる。公式から。


・あったあったあった!可愛いよね!エイリアン!



・さて、そのあとは電車に乗りお互いの最寄りのほうまで行って、その周辺のカフェへ行き、夜遅くまで最近見た映画の感想や、ちいかわちゃん「てんしとあくま」について語り合ったのでした。


おしまい



おやすみのあいさつ

ごはん作ってくる!おやすみなさい。さようなら

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