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もっとも効率的な投資

 昨年の定年退職にあたって、自分なりに老後資金の見通しを出してみた。

 収入として計算できるのは、いまある現金、退職金、年金タイプとして入ってくる退職金、賃貸に出しているマンションの家賃、65歳以降に入ってくる公的年金、65歳以降に取り崩す予定のiDeCo、65歳までの再雇用の給与など。

 支出として計上しておくのは、生活費、娯楽費、医療費、マンションリフォーム、マンション管理費、所得税・住民税、固定資産税、健康保険代あたりだろうか。住宅ローンを完済しているのが大きいところ。

 詳細は書かないが、現在の貯蓄を除外して毎月の「入り」だけを計算すると、生活に支障はないはず。それどころか、さらに余裕も出そうなのだと。つまり「長生きをすれば、収支はそれだけプラスが積みあがる」という計算だった。

 「生きてるだけで、丸儲け」。これは明石家さんまさんの“座右の銘”で、娘の「いまる」(芸名はIMALU)の由来にもなっている。もちろんこれは私のような即物的な収支計算のことではなく、ポジティブに生きる哲学なのだろう。それでも、電卓をたたきながら「そうか、生きれば生きるほどおトクなのであれば、これはさらに健康に留意をする価値があるな」と気がついた次第。

 こんなに効率的な投資はない。日課の体力づくりだけでなく、人間ドックなどにも精をだそうっと。
(24/5/26)

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