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「結婚が決まったのに幸せじゃない…」とある婚活女子からの緊急呼び出し

こんにちは。

ついに、筋トレ本を買うまでになった、筋トレガチ女 はろ です。


今回のお話は、これから結婚をする皆さんに、ぜひ知っておいてほしい“マリッジブルー”についてです。マリッジブルーについて書こうと思ったのは、お正月明けてすぐに受けた、緊急呼び出しがキッカケでした。

とあるカップルが直面した、マリッジブルー。その症状を悪化させる原因の1つは、世の中のこんな思い込み。

「結婚が決まったら、幸せに決まってる」

きっと、皆さんもそう思っているはず…。でもね、それは半分正解で、半分間違い。本当は、全員が全員、幸せを感じるわけではない。だからこそ、幸せを感じられない自分たちはおかしい!と思ってしまうんです。

もしかしたら、アナタやパートナーが陥るかもしれない、マリッジブルー。マリッジブルーを重症化しないためにも、今から心構えをしておくことをオススメします。


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1.結婚が決まった婚活女子からのSOS

とある婚活女子から「緊急で相談がある」と連絡があったのは、お正月が明けてすぐのことでした。突然のできごとに、私もなんだか不安な気持ちになりました。だって、彼女はもう結婚が決まってるんです。

婚活は、ほぼ卒業して、特に相談することなんて見当たらないはず…。そんな彼女に、一体なにがあったのか…とても、心配でしていたのです。

彼女が抱えていたのは、マリッジブルー。それも、患ったのは彼女ではない。彼の方でした。

昨年出会って、すぐに彼から猛アプローチ。結婚前提のお付き合いが始まった2人。交際まもなくして同棲し、春には入籍したいと彼から言われていたそう。ここまで彼の猛プッシュで、トントン拍子で結婚話が進んでいたのに…。ある日、突然、異変が起きたのです。

彼の態度が一変。
結婚に対してかなり消極的になり、距離を置くことや別れることをほのめかすようになったそうなんです。

彼女は彼の変化に戸惑ったものの、なんとか寄り添おうと努めていました。でも、彼は一向に前向きにならず…。家にいても、デートをしていても、暗く、そっけない態度。そんな彼に、明るく笑顔で接していた彼女だったけど…。さすがに、限界を迎えようとしていたんです。

本当だったら、幸せいっぱいだったはずなのに。
どうして、こんなふうになってしまったんだろう…。

ツラくても、彼のために泣きたいのを我慢していた彼女。話しているうちに、その思いが溢れて、泣きじゃくる姿を見て、胸がズキズキ痛みました…。

マリッジブルーって、患った本人もツラいけど。それを支える側だって、ツラいんです。

だって、自分のメンタルだけじゃなく、相手のメンタルまで支えないといけないんだもん。本当は自分だって、逃げ出したいくらい苦しい状況なのに。それでも耐えて、耐えて、相手を支え。さらに、仕事もして。家事もして。そりゃあ、ツラいに決まってるんですよ。

でも、実はね、マリッジブルーをさらに重症化させるものがあるんです。それが、一体なにか、皆さんにはわかりますか?


2.マリッジブルーを重症化させる「思い込み」

結婚が決まったら、幸せ。
きっと、皆さんもそう思っていませんか?でもね、実は、そうとも限らないんです。というのも、結婚って人生が大きく変わる。そのせいで、不安や恐怖を感じることが、本当はものすごく多いんです。

なのに「結婚したら幸せに違いない」という思い込みが、世の中全体に、漂っている。その思い込みが、マリッジブルーをさらに悪化させるんです。

私の夫は、結婚するときにマリッジブルーを患いました。私は、まさに、今回相談してくれた彼女と、同じ立ち位置だったんですよね。そのとき、私は思っていたのです。

「結婚が決まったのに、ちっとも幸せじゃない私たちは、異常なんじゃないか。」って。

本当は不安で、怖くて。彼のマリッジブルーを支えるのもしんどくて仕方なかったんです。そんな思いを誰かに思い切って打ち明けても、返ってくるのは決まって、こんなセリフ。

「そんなの気のせいだって!結婚が決まったんだから、幸せに決まっててるじゃん!!!」

「でも、今、不安で…」とか「幸せじゃないんです…」って言っても、信じてもらえないんですよ(苦笑)謙遜かなにかだと思われちゃって「そんなの、気のせいよ~」って流されて終わり。それが、余計に苦しくてね。

誰にもわかってもらえないどころか、誰にも話せなくて。そんな状況が、ますます「幸せじゃない私たちは、おかしい」「マリッジブルーなんて普通はならないのに」なんて思考を生んでしまったんです。

「結婚が決まったら、幸せ」

そんな思い込みが、マリッジブルーになることすら、許さない状況を作っているのだと感じたんです。

むしろ、本当はマリッジブルーになることこそ、フツーのことなのに。


3.怖いのは、不安なのは、当たり前

回りくどくなってしまいましたが…。これから結婚しようと思っている方に、覚えておいてほしいのは、

マリッジブルーになるのは、普通のことであるということ。

結婚が決まって、不安になったり、怖くなったりしても、それは自然なことだと思ってほしいのです。

人間って、そもそも変化に敏感に反応するもの。結婚すると、まず住む場所が変わったり、名字が変わったり。さらに、通勤経路が変わったり、生活リズムが変わったり。本当に、たくさんの変化が一度に起こります。

そうした変化に戸惑いや、恐怖を感じるのって、ごく当たり前のこと。だから、幸せを感じるより、不安の方が強く感じるなんて、珍しいことでも、おかしいことでも何でもないんです。

だから、いい意味で「結婚が決まっても、幸せとは限らないよね」と思っておくこと。そうすることで、マリッジブルーによる精神的な負担が、多少ラクになるんです。

おそらく、この記事を読んでいる方のほとんどが、初婚だと思います。
初めて経験することって、ちょっとドキドキするし、「ちゃんと上手くいくかな?」って心配になりますよね。

大学に入学するとき、就職して働く始めたとき。
きっと、新しい生活への期待と同じくらい、またはそれ以上に、不安な気持ちもあったと思うんです。結婚も、それと同じ。いや、もしかしたら…それ以上かもしれません。結婚って、人生においてとても大きな変化だから。

そんな大きな変化を目前にして、怖がるな!心配するな!という方が難しい。だから、結婚が決まったら「幸せと一緒に、もれなく不安もついてくる」くらいの感覚でいた方が、いいと思うんです。


さいごに

マリッジブルーになるか、ならないかは、そのときになってみないとわかりません。でも、経験してみるとわかるけど…マリッジブルーって想像以上に厄介で手強いんですよ(笑)

私も夫につられて、マリッジブルーになりました。あんなに結婚したくて仕方なかったのに…。急に「結婚したくない」なんて気持ちになってしまって、自分でもビックリしたのを覚えています(笑)

もし、あのとき「不安になるのなんて、当たり前じゃん!」って、思えてたら…きっと、あそこまで苦しまなくて済んだのにって思うんですよね…。

だから、自分やパートナーが、どちらに転んでもいいように、前もって心構えをしておくことがオススメです。

そして、さいごに、もう1つ。
万が一、マリッジブルーになったときは『試練が早めに来たんだ』と捉えるようにしてみてください。

どんな夫婦でも、必ず1度や2度は試練に見舞われます。その試練のときが、少し早めに来た…と思えばいいんです。

試練の最中はツラいけど。
でも、乗り越えることさえできれば、2人の絆は、今よりずっとずっと強く、深いものになっているはずです。

ツラい経験は、ただツラいだけじゃありません。
必ず、なにかしら、大きな贈り物を残してくれます。
だから、どうか不安になんて負けないで!!

「結婚」に至るほどの、縁で結ばれた2人なら、きっと大丈夫。

どうか2人一緒に、最初の大きな試練を乗り切ってくださいね。





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