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16期目の目標は「過去最高売上を目指す」。目覚ましく成長する社員とともに、会社を次のステージへ

2023年3月から16期目へ突入

株式会社ホールハートを設立し、有難いことに3月で16期目に突入しました。設立以来「働き方創造カンパニー」として、多くの人が「こういうものだ」と思っている働き方の概念に風穴を開けるべく、事業を展開させてきました。

会社を設立してすぐに立ち上げたサービスが、「プロの転職」。

広告・IT・Web業界に特化した転職⽀援サービスで、業界・職種経験者をターゲットに次の選択肢を広げるお手伝いをしてきました。

しかし経験者をターゲットにすると、どの会社も業界の知見やノウハウがある人を採用したいと考えるため、応募人材の母数は変わらないのに応募ばかりが増えてしまいます。

つまり、需要と供給が見合わない現状がありました。このミスマッチを解決するにはどうしたらいいのか?

そこでホールハートは「転職したい」と考える人の選択肢を広げるべく、 “ 未経験 ” に特化した転職サービスを立ち上げました。この事業が今では、「プロの転職」をも凌ぐ勢いで急成長を続けています。

 “ 未経験 ” に特化したエンジニア転職サービス「はじめてのエンジニア」

現在、ホールハートのメイン事業は「はじめてのエンジニア」というサービスです。学歴や⽂系・理系を問わず、「手に職をつけたい」「未経験だけどエンジニアになりたい」と願う人に対し、人柄重視の採⽤企業を紹介しています。

実はこのサービスは2021年10月に立ち上げ、まだ2年も経っていない、できたてほやほやのサービスです。運営の中核を担うチームも、平均年齢25歳のフレッシュなメンバーばかり。
にも関わらず、今やホールハートの大看板を担ってくれています。

たった1年とちょっと、若手ばかりのメンバーでこの成長率とスピード感は、20年以上ある私の経営人生の中でも異例中の異例。

では、なぜ「はじめてのエンジニア」が、ここまでメインビジネスに成長したのでしょうか。

なぜ成功した? ①社会情勢の変化とターゲット層の差別化

そこには大きく2つの要因があると思っていて、ひとつ目は「社会情勢の変化とターゲット層の差別化」です。

昨今、走行車両がGPSで管理できたり、スマホアプリが急激に増えたりと、ITの進歩が目覚ましいですよね。社会的にも「エンジニア」という新しいポジションが増え、募集も増加しています。

ところが、なかなか人が集まらず、ポジションが空いてしまっている現状があります。

それは、そもそも日本の労働人口が減少していることや、「エンジニア」と聞くと「理系でないと難しい」「賢くないとだめ」といった先入観から特別な業種だというイメージを持たれているなどの原因が挙げられます。

ポジションが増加しているのに、募集が少ないという社会情勢に合わせ、ホールハートはターゲット層の差別化を行いました。

これまでのエンジニア向け就活・転職支援サービスの多くはそもそも「大卒」であることが前提だったため、「 “ そうではない分野 ” で勝負しよう!」と、 “ 学歴を問わず、さらには未経験者 ” をターゲットにすることに。

サービス利用者には大卒者もいますが、多くが高卒者やアルバイト経験しかない方、元飲食店勤務の方や元警察官といった、エンジニアとは縁がなかったような方たちです。

この「不足しているエンジニア職に未経験から挑戦する」という市場はブルーオーシャンだったため、現在も多くの方に好評いただいています。

なぜ成功した? ②社内人材の目を見張るような成長スピード

ふたつ目は「社内人材の目を見張るような成長スピード」。正直、これが大きな要因だと私は感じています。

以前もnoteに書きましたが、一時期会社が過渡期を迎え、立ち上げから携わってきたメンバーの多くが会社を去っていきました。今のホールハートは社員の90%以上が、この1年間の間に入社してくれた人たちです。

さらに驚くことに、そのうちの多くが元スポーツ選手や工場作業員、一般事務職など人材業界未経験者たち。この社員たちが戦力になるまでのスピードが、とにかくすごいんです。

もうほんと、早すぎるぐらい(笑)。入社してたった3ヶ月程度で1人前になり、第一線で活躍してくれています。

「どのような教育体制をしてるんですか?」と聞かれますが、実は教育制度などではなく…。
ホールハートの理念に共感して入社してくれた社員一人ひとりの、努力と日々のトライ&エラーの賜物なのです。

例えば、転職を希望する方や、採用担当者とのやり取りを熱心に分析・研究し、先輩社員とともに「何が良かったか」「改善するならどこか」を意見交換する。
そしてそこで見つけた策を次の機会で生かし、さらに改善を重ねていく。その結果、自分のスキルとして身につけ、再現性高く対応できるようになるといった具合です。

私が何かを言うわけでもなく、社員一人ひとりが自分で考え行動し、学びを深めてくれる姿にただただ脱帽しています。

ホールハートという器の中で一人ひとりを磨き、輝かせていく

今こうして16期目を迎えてみて思うことは、転職を希望する方も弊社の社員にも、「未経験だけどこれから活躍していきたい」「自分の新たな可能性に挑戦したい」という人がいるならば、ホールハートという器の中で引き上げていきたいと感じています。

さらに、社員に対してはどの業界でも活躍できるビジネスマンとして成長してほしいという想いがあるので、そのための環境や機会はどんどん整えていくつもりです。
こういった社員の頑張りが社内に伝染し、自然と他の社員も成長しているのが今のホールハート。

だからこそ、16期目に「過去最高売上を目指す」という目標を掲げました。

今の勢いであれば達成は十分に射程圏内。そしてその先で、上場も目指していきたいと考えています。

とくべつ上場にこだわっているわけではありませんが、ホールハートの理念「選択肢を増やす」をもっともっと社会に浸透させるために、会社として確かな権威性を確立できればと思います。

社員の目を見張るような成長の勢いをそのままに、ホールハートもどんどん成長させていきます。