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映画「24 Hour Party People」鑑賞

 このところポストパンクばかり聴いているのでこの映画を観たいと思い取り寄せてみました「24 Hour Party People」。解説を読んでいたので、物語りの前半に集中すると決めていた。Joy DivisionとNew Orderが好きなので、イングランド・マンチェスターでのメンバーとの出会いから、バンド名の由来、ライブ映像、成功するまでのシーンには胸が熱くなる。

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 1976年、無名だった Sex Pistols のライブに集まった42人の若者たち、そのライブを目撃したことから音楽をつくりはじめたという、UKマンチェスター・インディー・ロックの創世記。心揺さぶられるシーンももちろんあって、覚悟はしていたけれど、Joy Division イアン・カーティスの最期のシーンを観るのが辛くて、目を閉じていたらそのまま少し眠ってしまいましたー。一瞬ちらりと観て、止めて、あえて巻き戻さずにそのままラストまで観ることにする。

 〜伝説のマンチェスター・ムーヴメントを創った男たちの栄光と挫折
<何かのはじまり>のエネルギーを描いた青春映画〜

 New Order や Happy Mondays を世に送り出したトニー・ウィルソン主宰による "Factory Records" ファクトリーレコードの設立からその終末までを描いた物語り。ラストシーンは、伝説だったというクラブ「ハシエンダ」も閉店する。この映画をマンチェスターの市民に捧げるとー。

 ラストがちょっと解らなかった、それから、主人公トニーの滅茶苦茶な私生活にもあまり興味が持てなかったけれど、そこは= "24 Hour Party People" なのでしょうかー。

 当時のマンチェスターに若者たちが集い、特別な "ムーヴメント" がはじまった事は確かで、<何かのはじまり>、<何かのおわり>とは、いつもちょっと解らないものなのかも知れないです。でも、レーベルが終わっても、Joy Division や New Order の音楽がそこで終わってしまった訳ではないです。Buzzcocks、Siouxsie And The Banshees など所々に当時の実写(ライブ映像)もあって、これは "昔" のシーンだったのだなと思いました。自分にとっては改めて "今" のシーンでもありますから。

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 1980年代の事を考えながら、今日もNew Orderを聴いてみることにします。Happy Mondays はこれから聴いてみます☕️

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1980


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FBより◎ https://www.facebook.com/JoyDivisionOfficial
いいバンド!!!カッコイイ!!!

P.S. 同世代 UKマンチェスター・インディー・オルタナティブ・パンク・ロックの The Smiths は登場しません、レーベルも違いますけど。

 それから、故郷を愛する気持ちは自分にもありますが、作品を捧げる事まではまだ考えた事がないなと思いました。コロナが落ち着いたらまた展示・Pop-up はしたいです。地方都市発のムーヴメント、というのも面白かったです◎

 それではまた。


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