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【闇鍋短歌】#春という言葉を使わずに春を一人一個表現する物書きは見たらやる

春に関するものを闇鍋のようにぶちこんだ短歌
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  桜為す白皿蒐め鳥雲に
  続け花粉と純白の球
            はる筆線屋
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①桜   ——春の代名詞、花粉の「花」と漢字が被るので安直な桜表記
②白皿蒐め——春のパン祭りの桜を模したような白いお皿蒐(あつ)め
③鳥雲に ——春、渡り鳥が北に帰るために雲に入っていく様子
④花粉  ——3月スギ花粉、4月ヒノキ花粉襲来
⑤純白の球——センバツ高校野球、プロ野球が開幕

「桜の形を模したヤマ〇キ春のパン祭りの点数シールと引き換えにもらえる白皿を蒐めるこの季節、餌を求めて大陸からやってきた渡り鳥が北の雲の向こうに消えていく。ついでに花粉もどっかに飛んで行ってくれ。飛んでいけといえば野球もあった、センバツとかプロ野球ももうそろそろ始まるわねぇ」を無理やり凝縮した。

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