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【死闘!コロナ就活③】 「5W1H」、5回のwhyの先に1つhowがある説。

Special Thanks
株式会社ユアシード社 椎野数真様
川崎エンジニアの集い(代表)菅野光博様
トヨタ自動車株式会社様


この記事では、自分のアウトプットのため、
・椎野さんから教えてもらった内容
著者自身の自己分析(読み飛ばしてもらいたい部分)
を書いています。読み飛ばしてもらいたい自分事の段落は「===」を引いていますので、スクロールする際の参考にして下さい。

前回までの記事はこちらになります。

5回のwhyって何さ。

「なぜ」を5回繰り返して、真の原因を導こうね!
というものです。目的として、真因を解明することのため、厳密に5回繰り返せばいいというものでもないし、2、3回だけじゃ足りないよねって話です。

ちまたで言われる「なぜなぜ分析」がこれにあたります。

正直「なぜなぜ分析」に関する記事は、ネット検索で
・なぜなぜ分析
・5回 why
などと検索すれば、解説記事がたっっくさんヒットします。特に、なぜなぜ分析の失敗例や、他人のせいになるような分析をしないためになど、有効な手立てが記事ごとに解説されています。Let's Google!

====== ここから著者の自分事が始まります ==========================

志望職種を、なぜなぜ分析。

エンジニアになって、実装・開発に携わりたい。

【1回目】上記、why?
大学では学べなかった知が、実務にはたくさん転がっていると考えているため。
自費では手に入らない工具や機械を触れるため

【2回目】上記、why?
コンピュータ・サイエンスの分野は本当に広い、でもコンピュータ・・サイエンスのなかでも大体どういう分野があるのかを院に入ってから、やっと知れた。でも今はまだそれらをかいつまんで学んだ程度で、各分野の知識は浅い。実務や企業での研修を通じて、実際のユーザの使われ方や正しい設計を学べるのではないか。また土日などの休みで独学の時間も今以上に取れるため、知を深める時間を余裕を持って確保できそうであるから。

【3回目】上記、why?
=なぜ大学に入り直さず、上記のような学びを実現したいのか。

情報の教員免許を持っており、もし教壇に上がる際は、テクノロジーについての知見を理論的に説明出来るだけではなく、実務現場で扱った経験のもと、生徒や学生たちにも実践的な演習を提供させたいため。

【4回目】上記、why?
中高の中では、唯一「将来役に立ち"そうな"科目」になりそう。だから、生徒の「将来役に立ち"そうな"」という捉え方から、「将来役に立つ」に変えたい。
実際にITリテラシーの必要性が問われている中、外発的に強制されて学校現場の教育体制を変えるのではなく、生徒自ら内発的な動機で学びたい科目へ変えていった方が、「主体的対話的な学び(指導要領で現在理想とされている学びのかたち)」が実現しやすいのではないか。なぜなら生徒が学びたいと思えるだけで、生徒の主体的な姿勢をわざわざ教師側から築く必要は無いから。

【5回目】上記踏まえ
どのようなエンジニアになりたいのか?

教育的なエンジニアになりたい。かつ、はじめはハードウェア開発、徐々にソフトウェア開発へと進めていきたい。なぜなら、ハードウェアを扱う開発職(組み込みや回路設計等)がは主にC言語(世で使われているプログラミング言語の祖)を使っているからである。例えばweb系言語のPHPもCから作られている。また、C言語で開発するにあたり、アセンブラ、コンパイラ(等、プログラムを機械が動作するまでの)知識も必要となり、これはコンピュータ・サイエンスの中でも非常に重要な部分になっている。

理学部や工学部でコンピュータ・サイエンスをやった人たちは「これもわからないの?」といった高圧的な人が多いイメージがあり、なかなかとっつきにくい分野でもある。また「そんなのも分からないの?」と言われて育った人は、自分が育てる側に立った際も「そんなのも分からないの?」と言うだろう。殴られて育った子は、殴って育てるといった様にだ。

ゆえに、自分は
初学者にも寄り添える
知識のある人
になりたいから、まずはエンジニアになりたいと言っているのである。

どのような会社に入りたいのか?

上記のなぜなぜ分析を踏まえ、
最近志望度がぐぐっと高まっている企業の1つが「株式会社ディスコ」です。案外マイナーな企業のため「もっと良い企業目指しなよ」と言われますが、正直自分にとってこんなに希望に合う企業は無いと考えています。

半導体装置自体、どの工程での旋盤加工なのかによってどこの会社が作るのかといった状況です。なので、どの工程の機械で世界的シェアを取っているのかというのが、半導体装置メーカーを見ていく上で1つ大事な視座になっています。

さて、どうしても志望度が高いのか。自己分析を踏まえ述べていきます。

【理由①】ソフトウェアエンジニア向け検定があること

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まさに
初学者にも寄り添える
(開発)知識のある人
になれるフローと言えます。社員全員プログラマー化を目指して取り入れた仕組みのようです。

【理由②】関家一馬社長に強く共感した

――自身はどんなタイプのリーダーだと思いますか。
「先頭にも立つし、後ろにも回れるという両面性は大事にしていますね。戦国武将に例えると、織田信長は常に先頭に出て、結局最後は裏切られてしまった。徳川家康は九死に一生を得てからはリスクをとらずに、絶対に勝てるとわかるまで戦いを始めない。それぞれすごい武将ですが、私はやはり最後に勝った家康であるべきだと思っています。300年戦争がない時代をつくるというのは世界的にも非常に珍しいといわれていますよね」

このインタビューを見て、ドミノ・ピザ社長が、新人のふりをして潜入していたのを思い出しました。まさに、社員へ背中で考えを示し、共に走る姿勢そのものが、今の自分が得たい理想像と強烈にマッチしています。


他にも

・社内独自通貨制度(単位はWill)
会社に貢献した活動でWillがもらえたり、逆に社内でアウトソーシングや残業、カラーコピーなどはWillを支払うといった形で、Willはそのまま半年ごとの賞与に反映されます。

・仮眠室、大浴場、ジム、託児所の完備

・選考段階で勤務場所が選べる(メーカーなのにR&Dを兼ねた本社が都内)

・入社後に熟考を重ねた末、自分の意思で配属先を決めることが出来る

といった点から「働きがいのある会社ランキング」にも入っており、隠れ優良企業とも言われています。

====== 自分事おわり==========================

【編集後記】
なぜなぜ分析をしていると、
単純に「給料が高いから」や、漠然と「福利厚生がほかよりも充実している」といった理由以外に、自分の働きたい場所と責任を持って言えるかどうかを問うことが出来ます。

入社後、自分の思っていたのと違う!といったミスマッチを防ぐためにも、自分年表で過去の行動をなぜなぜ分析で振り返り、未来の選択が有意義になるためにも、自分事で原因分析をする姿勢の質をまた1つレベルアップさせたきっかけとなりました。

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