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習い事を辞める決意

自己肯定感をもう一度高めたい
人に暴力をふるわないように
身体を動かしてリフレッシュしてほしい 
努力をしてみてほしい

色んな理由で一度辞めた武道に戻した。

前回とは違い週1で1時間。
居残りもないし試合もない。

習い事の先生には息子の現状や悩みを伝え、何かあればすぐに連絡してほしいと伝え出戻りした。

学校での生活態度とは全く違う
″真面目″な息子だと皆言う。
反抗的な態度もとらないし、きたら精一杯やっている。
規律を乱すこともなく、前回選手としてやっていた息子と何も変わらないと言われた。
先生方も
「聞いてる学校での態度が想像できない」
と苦笑いをしていた。

試合でトロフィーを持ってくる子を見たり
試合が近いからと居残りや練習を頑張る子を見て、息子なりに刺激があったのか
「やっぱりトロフィーはかっこいい」
「イライラしてる時は稽古に行くとスッキリする」
「また試合出れる日がくるといいな」
と嫌々行った日でも、そう言いながらたくさんの汗をかいてどこか清らかな息子の姿だった。

学校に行くのを渋り出してから稽古に行くのも渋り出した。
行けばなんとか頑張るけど、行くまでに時間がかかる。
稽古前になると寝ちゃうようになり、お腹痛くなったりと習い事でも身体に不調が出るようになった。

周りの子は息子が始めた頃より前からいる子も多く
一度離脱してしまった息子は、他の子より少し身体が鈍ってる部分もあったと思う。
当時自分より弱かった子が強くなってたのかもしれない。

自己肯定感が低くなってしまっていた息子にとって、それはとても辛い状況だったのかもと今更思う。

先生は息子に期待してくれてるところもあった。
「また選手としてやってほしい」
「やる気さえ出せば必ず強くなる」
そう言ってくれていたこともあり、退会届をもらいに行った時はすごく残念がっていた。

稽古はかなり厳しい。
でもその厳しい中でもすごかったり、よくできていれば怖い先生も褒めてくれる。
なかなか褒めない怖い先生が褒めてくれた時は
「○○先生が今日褒めてくれたんだよ!
褒められたの俺だけ~」
とすごく嬉しそうに言う時もあった。

少しずつ自己肯定感が上がればいいなと思っていたが、今回も空回りしてしまった。

いつでも戻ってきてほしい。
センスの塊だから自信を持ってくれるといいですね。

そう言ってくれた先生や師範の方々には感謝でいっぱいだ。

短い期間だったけど、もう一度そこで学び直したことを大切にしてほしいなと思う。

息子に最後に先生にきちんと挨拶はしないといけない。
退会届を渡しに行く時一緒に行こうと誘った。
少しダルそうだったが
「挨拶は大事だもんね」
と言って納得してくれた。

明日からSCが続いたり、適応指導教室の面談があったりと少し忙しい。

早めに退会届渡しにいかないと。

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