休日の昼間にゲームをすることに面倒さや罪悪感を感じなくなるインプット・アウトプットを使った思考法
届いたばかりの新作ゲーム、積んだままの準新作ゲーム、セールで買ったダウンロード版ゲーム、PSplusの今月のゲーム…。ゲーム、溜まりますよね。
「休日、一気にプレイしよー!」と平日楽しみにしていても、いざ休日になると意外と気が乗らない、電源つけるのもなんかメンドウ…。
そんな人、結構いるのではないでしょうか?そう、私がまさにそれ。なんか面倒さと、謎の罪悪感が出てくるんですよね。「せっかくの休みなのにゲームしてていいのかなぁ」と。もっと有意義に過ごさないと…なんて。
そんな休日の昼間にゲームをすることにネガティブさを感じなくなる思考法を提案したいと思います。
この記事は、こんな人に向けて書きました。
・仕事が忙しくてゲームができない人
・休日に好きなことをするのに抵抗感がある人
・ゲームやエンタメを楽しむ自分に罪悪感を感じてしまう人
インプットとアウトプットで考える
結論から言うと「アウトプットを前提にゲームプレイ=インプットとすれば、ポジティブにゲームが楽しめる」という考え方です。
「俺はアウトプットするためにゲームを楽しむんだ!」と割り切ってしまうという感じですね。この思考法によって、休日の昼間にゲームをすることにネガティブさを感じなくなると思います。
今回の提案を、3つのテーマで説明していきたいと思います。
【1】ゲームに正当性を持たせるインプット
【2】ゲーム体験が色濃くなるアウトプット
【3】インプットとアウトプットの比率と適した時間
【1】ゲームに正当性を持たせるインプット
まずはゲームをプレイする=インプットについて。
ゲームはプレイしていて楽しいですが、とにかく時間を使います。夜中じゅう徹夜でプレイした、なんて経験はみなさんあると思います。余談ですが、人生初の徹夜ゲームは高校時代の「メタルギアソリッド(PS1)」。
勉強より大事なものを学んだ「MGS1」
この「時間を使う」というのが社会人にとってそうとうキツイ…。もちろん平日夜もプレイはできますが、基本くたびれてるのと帰宅時間も遅くなるのでなかなかプレイ時間は限られます。
この「時間を使う」=「自分のコストを支払う」という点が気になってくると、とたんにゲームに対してネガティブさを感じてしまいます。同じ時間で有意義に何かできるのではないか…と、ゲームを純粋に楽しめません。
さらに、1度プレイを開始すると10分そこいらでは終わらないとわかっているため、なかなか電源起動すら躊躇してしまう始末…。これは、結構周りからも聞く意見です。結局スマホゲーをダラダラ2時間なんてことも…。
ゲームを深く楽しめる!
そこで、このゲームプレイの時間に正当性を持たせるため、ゲームプレイ=インプットと捉え、アウトプットのためにインプットする、という大義名分で自分を納得させるという考え方を提案します。
こう考えれば、ゲームをすること自体に意味があると思えますし、自分なりの考えを持ちながら「後でこれは語りたい!」など、ゲームを楽しむ視点が増えて、より深くゲームを楽しむことができます!
単なる「面白い」から一歩踏み込んで、グラフィック面やストーリー、演出など様々な切り口で感想と持論を待つことで、自分の意見を共感して欲しい!という気持ちが出てくると思います。
まずは、ゲームプレイを自分のためのインプットと捉えて、正当性を持たせてみましょう!
さて、次はアウトプットについてです。
【2】ゲーム体験が色濃くなるアウトプット
一般的に、脳の中に入ってきた情報を外部に出力することを「アウトプット」と定義されていますが、このアウトプットをすることで長期的に記憶が身に付き、体験が色濃くなっていきます。
情報は、いくらインプットしてもアウトプットしないと記憶に定着しづらいそうです。子供の頃、ゲーム話しで盛り上がったことで、何十年も前の攻略法やシステムをいまだに覚えている人も多いはずです。
ハマったゲームの中でも人に勧めたり語ったりしたゲームの方が鮮明に覚えていますよね。
アウトプットについては、ベストセラーの「学びを結果に変えるアウトプット大全」が分かりやすく解説しているので、気になる人はぜひチェックしてみてください!
つまり、ゲームを深く・長く味わえることができます!
アウトプットのやり方は?
さて肝心のアウトプット方法ですが、そんなに身構えなくても大丈夫です!おすすめは、やはりTwitterです。
なにより無料ですし、好きなタイミングで最低限のアウトプットができるという点ではSNSの中で一番アウトプットと相性が良いと思います。
始めは、誰かに読んでもらうとか、フォロワーを増やすとかそういったことは考えず、純粋に「アウトプットのための場」として活用していくといいかなと思います。悩まずに、自分のためにゲームについて書いていく感じですね。
また、Twitterなら見返すことで自分がどんなゲームにハマっていたか、何が楽しかったのかなど見返す備忘録にもなります。アルバムみたいなものです。
このほかにも、Facebook、Youtube実況配信やファンアートなんてのもOK。今は無料で良質な発信源を得られる時代です。ぜひ自分に合ったアウトプット方法を探してみてください。
そして、もう一つのおすすめアウトプットは…。
それこそ この「note」です!
どうせならこれを機にnoteデビューしちゃうのも手です!インプットしたゲームのことについて、自由にのびのびとアウトプットしてみてください!
インプットしたゲームのことを、のんびり書いて、読み返して、意見交換して…なんてやっていると、プレイしたゲームに新たな発見がたくさん見つかると思います。
自分自身noteを始めたばかりの頃は「誰が自分の記事なんて読むんだろうか…」という不安の中、自己満足で書き始めましたが、少しずつですがゲームのことで共感いただける人と交流が出来てきて、とてもアウトプットを楽しめています。
noteの書き方については、様々な方が記事にしているので割愛しますが、noteの解説本もあるので、本を片手に自分なりの「ゲーム語り」をしてみてはいかがでしょうか?
なかでも「noteではじめる 新しいアウトプットの教室」は、ほんとわかりやすく参考になりました。
【3】インプットとアウトプットの比率と適した時間
さて、最後にインプットとアウトプットの比率やタイミングについて。
これも前述の「アウトプット大全」にもありましたが、比率については
インプット[3]:アウトプット[7]
と、インプットの倍以上をアウトプットに費やすことで効果を発揮するそうです。意識的にゲームについて発信していきたいですね。
これに加えて、インプット・アウトプットを行う時間も大切だと思います。
特に休日については、冒頭で述べた通り昼間からゲームという罪悪感が自分にはありました。
そこで「昼はインプット、夜はアウトプット」と時間をしっかり区切ることで昼にゲームを行う正当性をさらに高めることができます。
昼にインプット(ゲームをプレイ)するのはダラダラしている感じや罪悪感があると最初のうちは抵抗がありましたが、夜の集中できる時間にアウトプットするための事前準備と捉えることで、ポジティブに昼間を過ごせるようになりました。
また、自分の場合は昼での作業は集中できないため非効率だと考え、インプットに徹する(アウトプットはしない)と指針を決めています。逆に、夜はアウトプットに徹する。
平日なら、インプット(ゲーム時間)を多めにとっても、ネタのメモやTwitterをしてみる、などです。
効率の良いやり方は「自分の適した時間と配分でアウトプットに比重を置き、インプットしていく」と結論づけられます。
アウトプットを前提にインプットすれば罪悪感がない!
ゲームに限らず、ダラダラせずにうまくコントロールして楽しみたいですね。
【まとめ】
子供の頃や学生時代は、無限に時間がありました。それこそゲームばかりしていた毎日でしたが、考えてみれば無意識にインプット・アウトプットを繰り返していたのではないかと、この記事を書いて改めて感じました。
そのおかげでゲームクリエイターやゲームの先生になれた、という自信もあり自分の中で「ゲームをプレイすること」に正直ネガティブさは近年まではなかったです。
しかし、忙しくなるとそのバランスが崩れ、仕事が生活の中心になることで娯楽の優先順位は下がり、自己成長と社会性を意識する反面、やりたいことをする事への違和感、もどかしさ、やりたいことができていた頃のギャップに悩んだりしているのではと思います。ヲタクに社会人はキツイんじァ!!
それでも、ゲームはしたい。
今、コンシューマの大規模大作志向はゲームユーザーのコア層である社会人のこういった現状と摩擦が生じているのも事実です。
以前、コジマプロダクションの小島監督が「海外ドラマのようなシーズン制でゲームを分割で売る、という方式が今後出てくる」と語っていましたが、こういった長時間プレイ推奨からの脱却を考えていくのも作り手の課題であり、どうプレイするかのプレイヤー側の課題でもあると思います。
このプレイスタイルについては、以前の記事にも少し触れているので、ご興味ある方はぜひ一読いただければ幸いです。
堅苦しくなく純粋にゲームを楽しめるのが一番ですが、今の世の中コンテンツ飽食時代を生き抜くには、むしろプレイヤー側のゲームに対する意識も「遊びっぱなし」ではない時代が来ていると感じました。
「アウトプットを前提にゲームプレイ=インプットとすれば、ポジティブにゲームが楽しめる」という思考法。良ければぜひ日々のゲームライフに取り入れてみてください!
【はこ森】
※編集後記※
なんかゲームに対する罪悪感って、共感してもらえるのかわからないけど、自分の中での大きな課題だったんですよね。
今回はちょっとカタめな記事となりましたが、切実に休日の過ごし方が下手で悩んでいたので、この辺りを妻と相談しながら解決の糸口となったので、うれしかったので一気に書いてみました。
もし実践していただけた方はご意見いただけると嬉しいです!
最後まで読んでいただきありがとうございます!ゲームという存在を、プレイするだけでなく感動の共有が出来るツールとして盛り上げていきたいですね。スキ、フォローなど大変励みになります。また、読んでいただければ幸いです!