ファミコン『バギー・ポッパー』自分をゲームクリエイターに導いてくれた100のゲームたち #2
ゲームを遊んで当時感じたことや、その後のゲーム作りや考え方に役立ったことをマガジンとして書いていこうと思います。
「生まれて初めてプレイしたゲーム」という質問に、いつもウキウキで答えるのがこのデータイースト『バギー・ポッパー』です。
簡単に言うと、連れ去られた恋人を追いゴールを目指すというオーソドックスなレースゲームの皮を被った「クルマ版くにおくん」です。自車はジャンプして敵車を踏みつぶします。ゴールすればいいのです。
ゲームの魔力…それは常識を覆す体感!
自信満々で車を跳ばしたゲームデザイナーに敬服します。クルマは、ジャンプする。という常識を未就学児の私に刷り込んだ業深き作品。
未就学児のたしなみミニカー妄想レースでも、基本は積み木の崖を飛びまわり、目についたクルマを踏みつぶしていました。今思えば、買い与えたミニカーを八艘跳びさせ遊ぶ我が子を親はどう見ていたのでしょうか(健やかに育ててくれてありがとう…)。
このゲーム、途切れた道路や障害物などジャンプで避けなくてはいけなギミックが現れる際は「危」というマークで事前に教えてくれるんですが、もちろん「あぶない」とは読めずに感覚でこの記号(漢字)は何かヤバいものなんだ…!という注意を促す記号であることを刷り込まれました。
なので、今でも危険物を運搬する車両の「危」マークに過剰に反応します。
「踏まなきゃ!」と。
【はこ森】
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