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笑ったり泣いたりしよう

この度はご覧いただきありがとうございます。メンタルコーチ箱﨑でございます。全アスリートが最大の力を発揮できる世界を目指し、日々活動しております。何卒よろしくお願い申し上げます。

今回は、【一喜一憂】についてお伝えします。

あなたは出来事に対して一喜一憂する方ですか?それとも、あまりしない方ですか??

メンタルコーチとして活動していると、目標設定だけでなくメンタルについても相談を多く受けます。その際に、「出来事に対して一喜一憂し過ぎてしまう」という相談を受けることもあります。ちなみに【一喜一憂】とは読んで字のごとく「喜んだり不安になったりすること」をいいます。

結論から言いますと、わたしは【一喜一憂】して良いと考えています。何より物事に対して喜んだり不安になったりすることは、とても人間らしいと思います。ちなみにわたし自身も、結構【一喜一憂】する方です。サポートさせていただいているアスリートからも、「メンタルコーチってもっとクールだと思った笑」と言われたこともあります。

なかには、『どんな出来事に対しても動じず、平常心を保つことがプレーの安定につながる』と考える方もいらっしゃいます。こちらも決して間違いではないと思います。常に平常心でいることで、プレーするときにも好不調の波が少なく、安定したプレーに繋がると思います。

では、わたしはどうして【一喜一憂】して良いと考えているのか。それは何より、上述した通り≪人間らしい≫からです。プラスな出来事に喜び、マイナスな出来事に不安になる。これこそが≪人間らしく≫、ワクワクした人生を過ごしていると言えます。もちろんその分、きちんと対応できなければプレーにも少なからず影響は出てしまいます。

人によっては、マイナスな出来事も無理矢理にプラスに捉えるという、ポジティブ思考の押し売りな考え方もあります。しかしそれは、自分自身の感情にウソをついており、いつかやがて限界が来てしまいます。

そこで大切なのは、【一喜一憂】している自分自身を受け入れることです。特に大切なのはマイナスな出来事が起こった際の、不安な感情です。「あ、今へこんでるなぁ」と。自分自身の感情を受け入れることができれば、あとはそこから対応をしていくだけ。

メンタルとはいわゆる【感情】です。よく、メンタルが強い、弱いという話を耳にしますが、【感情】に強いも弱いもありません。出来事に対して【感情】がプラスなのかマイナスなのか。そこを受け入れることが大切です。もし【感情】がマイナスになっているなと感じたら、その【感情】にきちんと対応し、安定したプレーができるように【感情】を整えていくだけ。

多くの人はこの【感情】の対応方法を勘違いしているため、自分自身の感情にウソをついたり、無理矢理プラスの感情に持っていったりするので、途中で限界が来てしまうのです。

もちろん【感情】の対応方法は、筋トレと同じように普段からの積み重ねが必要です。しかしそれは、感情にウソをついたり無理矢理プラスに捉えるということではありません。まずは何より、受け入れること。さらに言うと、今の自分自身の感情に気づくことです。そうすることで、たとえ出来事に【一喜一憂】しても対応することができ、結果、より高い位置にモチベーションを保った状態でプレーすることにつながり、最大の力を発揮することができます。

ぜひ、まずは今の感情に気づき、受け入れてみてください。

全アスリートが最大の力を発揮できる世界をつくる

プロメンタルコーチ箱﨑


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