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日記【ほうじ茶なら...飲めるのにな/鉄とお茶のはなし】

 中学生の時に鉄欠乏性貧血という診断が出て、鉄剤を服用していたのですが、これがとても空腹になるのですよね。昼休み時間にとにかく水を飲んでやり過ごしていました。

 それからかどうかははっきりしてないですが、まず緑茶が飲めないなっということに気づいたわけです。2.3杯で頭痛がする。酷い時では1杯でも。胃が重いような感じに。かつコーヒーはブラックで、ペーパードリップなんかもして飲むようになった頃くらいから、2杯くらいでなんとなくクラクラする…という感覚に。

 小さいころよく自宅で飲んでいたのは「おばん茶」と呼んでいたもの。それはどうも緑茶やコーヒーとは何かが違う…という気づきに至って調べたのは結構あとの話で、とにかく成人になって仕事上お茶を飲む機会も多かったり、その都度不調に陥ってから、どうも緑茶はだめなんだなとわかったのでした。

 その不調の正体が、カフェインであり、タンニンであり、鉄分を吸着・身体への吸収を阻害してしまうことで引き起こされていたのでした。そもそも鉄欠乏性貧血持ちの身には、決定的に合わないものなのですね。
 そうなんですが、そうなんですけど、どうしてもコーヒーは好きなので一日2杯、ということにしています。(ただ体調如何では飲めないこともあるのですが..)

 どれなら気にせず飲めるのかというのは、結構課題で、小さいころから飲んでた・おばん茶・中国茶(ウーロン茶、ジャスミン茶など)・麦茶・ハーブティー・この辺りは気にせずに飲める感じ。

 そのおばん茶。じつは →番茶 →小さいころから番茶だと思っていたものは実は「ほうじ茶」だったというのも大人になってから知りました。全然別なものだというのをわかった時は結構ショックでした。こういうことって人生のどこかで数回はあるものですが、結構目からうろこでしたよ。ほうじ茶をお番茶と呼んだのは風土的なものなのか、局所的なものなのかは今となっては不明です。

 そんなお茶にも色々気を遣う感じで過ごしてはいるんですが、久々に少しだけ飲んだ玉露の美味しくて、感動しました。 が、その後しっかり頭痛を引き起こしたので本当に気を付けていかないとなと思うばかりです。

 結局ほうじ茶が一番好きなお茶ですが、このところは、ほうじ茶スイーツが増えていてついつい惹かれてしまいます。まだまだきっと未知の飲んでも大丈夫なお茶もある筈。出会うのが楽しみです。


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