株式会社hakken

株式会社hakkenは、テクノロジーで常識をアップデートし、社会問題にも果敢に挑むスタ…

株式会社hakken

株式会社hakkenは、テクノロジーで常識をアップデートし、社会問題にも果敢に挑むスタートアップです。

最近の記事

2年間の家無し生活を経て、変わったことと変わらないこと

株式会社hakkenの竹井淳平です。 2020年11月あたりから東京都西麻布にあったマンションを引きはらって、 会社の地方拠点に住んだり、住居を提供してくれる組織に入り込んだりして、なぜか上手いこと2年くらい屋根のある生活ができました。 なぜ家がなかったのか 元々は、出張が増えたし、コロナ禍もあって東京に居ても人と会うことが減ったので、何かを変化させるとしたら”場所”だと思い立ち、気軽に始めたものです。退去時は信じられないくらい大量のモノを捨てました。普段の生活と関係ない

    • 何者かになりたくて(後編)

      hakkenとの出会い。ここ数年、自分自身の仕事スタンスに、壮絶な違和感を持っていた。 大体これぐらいやっておけば大丈夫と、あらかじめライン決めをしておく。 誰かがどこかで言ったような言葉で、斜め上からの提案をする。 なんとなく良さそうな、それっぽい解決策を推進する。 本当に本当にそれは、誰かの何かを変えられているのか? そんな自分に、自分で嫌気がさし、変えたかった。今の仕事も会社も好きだったけれど、すごく甘えている感じもあって、またずっと悩んでいた。そこで出た結論が、

      • 何者かになりたくて(前編)

        6月からhakkenで、UNDR12新規開拓マネージャーをしている和田花織です。また大手企業で「地域」「住む」の”社会課題解決”を担当する部署でマネージャーをさせて頂いております。 どうぞ、よろしくお願い致します。 「note書いて欲しいのだけどいいよね?」と言われてから、”hakkenと自分をどう伝えるべきか””どんなことだったら読んでもらえるのか”とずっと悩んできました。(いちいち小難しく考える習性とうまく距離をおきたい) 「せっかくだから、私らしくまっすぐに伝えて

        • 東京の広告代理店を離れ、縁もゆかりもなかった土地で『乾燥廃棄やさい』まみれになっている理由

          こんにちは、田村聡といいます。 株式会社hakkenにて、乾燥廃棄やさいプロジェクト「UNDR12」のプロジェクトマネージャーをやっていまして、この4月に広島県安芸高田市という田園風景広がる町に移住しました。 東京生まれ東京育ちの自分が、縁もゆかりもない土地に「なぜ移り住むことになったのか」「そこで何をやりたいのか」、少し長くなってしまうのですが自分が環境問題について興味をもったあたりから話をさせてください。 【30秒でわかる!この記事のまとめ】 ・兄の本棚から盗み読み

        2年間の家無し生活を経て、変わったことと変わらないこと

          県外から連れてきたデザイナーさんと、地元のパートさんが親友になっていたので、話を聞いてみた。

          7月11日に広島OfficeのOPEN式典に合わせて、地元の人やお世話になっている人を招待して行われたBBQ夕食会を行いました。その中で、初対面ながらも急速に友人として仲を深めていった神倉里江さんと田川美帆さんの二人。 住んでる場所も歩んできた人生も全く違う二人はお互いのどこに惹かれあったのか、面白そうなので話を聞いてみました。 ≪人物紹介≫ 名前:神倉里江 誕生:1990年 出身地:徳島県徳島市 職業:デザイナー(ニノサンデザイン代表) https://www.2-3

          県外から連れてきたデザイナーさんと、地元のパートさんが親友になっていたので、話を聞いてみた。

          hakkenフードロス事業の仲間を紹介します♪

          先日、広島OfficeのOPEN式典があり、多くの関係者にお越し頂きました。毎日写真を眺めてこの楽しさを独り占めするのがもったいないので、Publicにメンバー紹介してみようと思います! 田村聡 この事業のリーダーであり、hakken設立前から乾燥野菜の可能性を一緒に考えてきた相棒です。オーストラリアで環境学を専攻し、ヒッピー文化とクラフトマンシップをこよなく愛す社会派ビジネスマン。僕と同じく基本的にテンションが低いため、いつも無表情でお通夜のように2人で食卓を囲み「美味

          hakkenフードロス事業の仲間を紹介します♪

          『”普通”の価値が低い時代に』

           最近「波風立てるのが避けられている」と感じていたのですが、そんな中で出会った本の情報をまとめています。議論を避けたい生理的な理由、それがどんなスパイラルに繋がるのか、短くまとめてみました。 普通でいることが好まれる理由 小さい頃、みんなが履いている靴を欲しがったり、結局は普通に大学まで進学して就職しているなど、僕たちはいつの間にか”普通”の感覚を身につけています。大きくは教育に依存しています。しかし教育という後天的な要素に加え、普通が好まれるのは生存本能の賜物でもあります

          『”普通”の価値が低い時代に』

          Ajinomoto Group Accelerator(完)

          約半年間に亘るアクセラレータープログラムが終了します。今日はその最後のインターナル定例MTGだったので、ちょっとエモい今のうちに簡単に手記を残します。 Ajinomoto Group Acceleratorとは?味の素株式会社が初めて実施するアクセラレータープログラム(スタートアップに自社リソースを提供して事業成長を加速する取り組み)で、01boosterが幹事役を務める。https://ajinomoto-group-accelerator.com/ 採択企業それぞれに

          Ajinomoto Group Accelerator(完)

          雄大な自然と仕事と世界の経済格差 (エリート街道から降りて収入が1/100になっても、今が一番楽しいと思う理由Part2)

          ンゴロンゴロ国立公園で撮った写真です。 ブラジルからアフリカへブラジルでの体験で退社の決心はついたものの、その時すでにアフリカ・モザンビーク行きの話が進んでいました。総合商社がすごいのは、こうやって魅力的な機会を次々に投入してくれるところです。僕はアフリカに行ける千載一遇のチャンスをもぎ取ったわけですが、後で聞いた話だと、ブラジルからモザンビーク行きのポストに熱烈応募したのは僕一人だったみたいです。熱烈になる必要はゼロだったという。 南アフリカの右上のこの国での僕の担当は

          雄大な自然と仕事と世界の経済格差 (エリート街道から降りて収入が1/100になっても、今が一番楽しいと思う理由Part2)

          エリート街道から降りて収入が1/100くらいになっても、今が一番楽しいと思う理由 (Part1)

          まずこの写真について説明すると、アマゾン奥地のカヤポ族の集落で僕の歓迎会を開いてくれた時の一枚です。だいぶ溶け込んでいるように見えますが、こうなるのに、釣った魚を献上し続けて酋長に話しかけてもらえるまで3日費やしています。笑 総合商社での8年間新卒の時は、一生勤め上げる古風な気持ちで入社して、忙しく出張したり、徹夜とか酔い潰れたりとか、今では想像もできませんがサラリーマンっぽいことをenjoyしていました。ただし入社数年経って、  ー 自分じゃなくてもできるんじゃないか

          エリート街道から降りて収入が1/100くらいになっても、今が一番楽しいと思う理由 (Part1)