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年末年始営業についての考察


このマガジンは、福岡市中央区在住の現役看護師が、飲食店昼から飲もう、日替わりおかずと楽しいお酒「博多okatteふじコ」を開業、開業後の記録です。素人の私が、福岡市のグルメタウン“薬院”で店を開業。新しいことにわくわくドキドキ、でも真面目に。そんな記録です。

2020年12月29日~2021年1月3日(31日を除く)6日間、営業してみました。看護師時代から年末年始なんて関係なく出勤してきましたから、働くことに抵抗は有りません。むしろ、どーなるんだろーと不安と楽しみで一杯でした。

前回書いた通り、12月にはコロナの影響を受けて、お店を自主休業したという経緯もあります。お店を再開してから、同じよーにお客様には来て頂けていたのですが、「年末年始はステイホーム」のメッセージが連日📺で流れていて、予測は立ちません。

https://note.com/hakataokatte/n/n47f8f10a9577

来ていただけるか、分からないけど、「来る」に合わせて準備を進めることにしました。私の店は特別なことは何一つ出来ない、家庭料理の延長でほぼ未経験の素人が開いたお店です。どんな振る舞いならば出来るか、を考えました。

ハード面で手作り感を出して、

ソフト面では資源を活用し全てを自力でやろうとしない


としました。

詳しく説明すると、目に見える外側(包装や容器)は手作りの要素を前面に出して、メッセージ性を高め、口にするお料理、お酒は消えものなので資源(既製品、他店の逸品)を活用する、ということです。既製品で有ることはお客さんにはっきりと伝えます。むしろ他店の逸品は、ご紹介し、購買、他店へ訪問意欲を高めてもらいます。その事を伝え他店様には逸品を提供して頂き買い取らせてもらってます。

おせち2020

それなりには写真では見えていますが、素人感満載です。他店様より提供して頂いた商品に助けられました。

こんな小箱おせちと雑煮、がめ煮(筑前煮・煮しめ)で2000円で提供しました。食材が高くつき、原価、箱代諸々合わせると15セット出た所でやっと利益がある、という計算になりました。でも良いのです、年末年始くらい、温かい気持ちになって頂きたい、出来ないなりにいい気分を演出したかったんです。

20セットは完売、雑煮やがめ煮は単品でも追加注文を頂きました。

美味しいものがあれば、酒が進み酒が出ます。お雑煮はみんな好き、単身の方はお雑煮だけ食べに来られました。今年はコロナ禍で外出自粛や帰省自粛もあったためか、たくさんの方に来店頂けました。年末、年始両方来てくださったり、ほぼ毎日来てくださる方もちらほら居て、嬉しく楽しい年越しになりました。

うち新規顧客は3名、ひと月辺り3名ずつ新規顧客を増やしたいところです。年末年始もたくさんの方に来て頂いて嬉しいし有難い、感謝の限りですが、新規顧客をもう少し増やしていかないとどうしてもお客様の転機や移動はあるので、長期的に見れば存続が危うく、先が心配です。

次なる手を現在構想中。

続きは次回noteで。

https://hakataokattefujiko.wixsite.com/website

2020年コロナ禍に開業した看護師です。ワクワクが止まりません。Withコロナはまだ続きますが、継続していけますように応援お待ちしております。