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3月27日 迫力の滝 犬鳴山七宝瀧寺

さて、午前中に熊野本宮大社に参拝し…
お昼前には、本宮を出発しました。

午後は、やはり桜が見ごろの「根来寺ねごろじ」に参拝するつもりでした。
しかし夫が、

犬鳴山いぬなきさん、行こうよ」

と言いました。
犬鳴山七宝瀧寺しっぽうりゅうじは、大阪府泉佐野市にあります。

修験道しゅげんどうのお寺で、境内は深い山の中にあり…
滝修行をおこなう「行者の滝」があります。

また、ご本尊は不動明王。
近畿36不動尊霊場の札所ふだしょにもなっています。

実は…
先日、近畿36不動尊霊場の「2巡目」を結願けちがんしました。
で、今年また3巡目の参拝をしよう、と夫と決めていました。

当初は、第一番の四天王寺からお参りする予定でした。
ですが、七宝瀧寺は第33番札所です。

まぁいいか。
これも何かのご縁ですし。

ということで、私の運転で、犬鳴山七宝瀧寺へと向かいました。
国道168号線~24号線京奈和けいなわじどうしゃどうを経由して、3時間弱の道のりです。

国道168号線は、山の中を進む道です。
とはいえ、かなり整備されているので、安心してドライブを楽しむことができます。

途中、谷瀬のつり橋や温泉で有名な、十津川とつかわ村を通ります。
いつか十津川温泉に入ってみたい。

さて私が運転する間、夫は助手席でお昼寝(笑)
私はAmazonミュージックでbacknumberを聴きながら、気楽にドライブ♪

ちなみに私は、山道をドライブするのは大好きです。
山の中の景色を楽しみつつ、犬鳴山を目指しました。

14時30分ごろ、犬鳴山七宝瀧寺しっぽうりゅうじに到着しました。
駐車場に車を止め、本堂まで5分ほど参道を歩きます。

修験道は、基本的に神仏習合なので、お寺ですが鳥居があります。
合掌してから、鳥居をくぐりました。

この日は暖かかったのですが、山の中は少しひんやりしました。

犬鳴山七宝瀧寺も、深い山の中にあります。
木の枝に、おみくじが結び付けられていました。

参道を進みます。

参道に沿って、清らかな渓流があります。
前日、このあたりは1日中雨が降っていました。

期待通り。
ごうごうと音をたてて、清らかな水が流れていました。

参道には、小さなお堂や石仏が並んでいます。
なお前を歩くのは夫。
(まぁいつものこと)

水が、本当にきれいです。
もう何度もお参りしていますが、雨上がりは格別です。

さて、5分ほど歩くと…
巨大な不動明王が姿を現しました。

とても大きいです。
今回写真に撮っていませんが、お不動様の前は広場になっていて、護摩壇が設置されています。

さて、さらに進み、本堂を目指します。

本堂の手前には、足腰の仏様である「韋駄天いだてんさん」がお祀りされています。

本堂手前に、ご本尊「倶利伽羅くりから不動明王」の像があります。
利剣を呑みこもうとしている、龍の姿です。

倶利伽羅不動明王に付き従うのは、制吒迦童子せいたかどうじと、矜羯羅童子こんがらどうじです。

さて本堂に参拝し…
「近畿三十六不動尊霊場」の専用バインダーを求め、御朱印をいただきました。

本堂を通り抜ける形で、「行者ぎょうじゃの滝」へと向かいます。

渓流に沿う形で、参道を歩きます。

ところどころ、足元が不安定になっています。
参拝される方は、歩きやすい靴が良いと思います。

ごうごうと音を立てて、流れる水。

参道をいったん下ってから上ると、赤いお堂が見えてきます。

とにかく水がきれい。

雨上がりなので、水の量が多いです。

滝から流れてくる水。

赤いお堂は「清瀧堂せいりゅうどう」です。
滝行のご本尊、不動明王がお祀りされています。

清瀧堂せいりゅうどうで、滝の拝観料100円を納めます。

水の迫力たるや。
滝の左側には、役行者えんのぎょうじゃの像があります。

ごうごうと音をたてて、流れる滝。
思わずため息が出ました。

こちらは、昨年12月にお参りした時に撮りました。
水量の違いが、よくわかりますね。

ちょいとシャッタースピードを落として。
滝を見ると、撮りたくなるやつ(笑)

ちょっと青っぽく。

滝が流れてくるところ。

ブレているので拡大しないでくださいね(笑)

ほかに人がいなかったので、心ゆくまで滝を堪能しました。

滝つぼ付近には、魚が泳いでいることがあります。

さて、そろそろ引き返します。

至福のひとときでした。

参道わきに生えていました。
マメヅタ、というシダの仲間なんだそうです。

何らかのシダ。

熊野本宮大社の満開の桜…
迫力のある犬鳴山の滝…

この日は、良き休日でした。


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