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小説創作に憑かれた人よ!

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小説やシナリオなど、言葉で物語を描くことに関しての気づきや技に関する記事です。 「小説指南抄」は過去記事を、「創作エッセイ」は新しい記事をアップしています。
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#小説家

創作エッセイ(63)影響を受けた作家

昨日今日と24時間の間に、奥泉光さんの「黄色い水着の謎」「ゆるキャラの恐怖」(それぞれ、…

栗林元
3か月前
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創作エッセイ(55)ハードボイルドの掟

先日「そして夜は蘇る」を読んだ勢いで、大好きなハードボイルドについて語りたくなった。今回…

栗林元
4か月前
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創作エッセイ(47)小説執筆でのポメラの使い方

個人的な小説執筆プロセス  私の個人的な書き方は一種類ではない。  短編やショートショー…

栗林元
5か月前
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創作エッセイ(43)私的・ゆく年くる年

創作者としての1年  昨年2023年は1月と6月に、それぞれ地元の市と三河の市で小説創作系の講…

栗林元
5か月前
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創作エッセイ(38)長編小説の執筆管理

今回は長編小説を書いていくときの執筆管理の小技について。 何を管理するのか 私は写真の管…

栗林元
6か月前
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創作エッセイ(37)時代の空気感とは

今回は小説を書く上で、舞台となる時代の空気感について考察。社会の持っていたメンタリティと…

栗林元
6か月前
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創作エッセイ(36) 作品によって文体は変わる

作品によって最適の文体、語り口が存在する。あくまで、その作家の個人的嗜好ではあるが、私はそう思う。 今回は、そんな文体や語り口について、自分の作品をネタにして語ろうかなと。 ハードボイルド文体  私が初めて挑んだ作品がハードボイルド活劇だったので、初めての文体がこれである。 例)1「薔薇の刺青(タトゥー)」  コンクリートとアスファルトで覆われた名古屋市は熱気がこもりやすい街だ。夏の暑さも酷いものだが、十月でも天気の良い昼間は街のアスファルトに熱がこもる。だが十一月に入り

創作エッセイ(34)続・リアルとリアリティ

作品内でのリアリティ演出、今回は色々な小技に関して。自作「不死の宴 第二部 北米編」を例…

栗林元
6か月前
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創作エッセイ(33) リアルとリアリティ

最近X(旧・twitter)の創作系アカウント達の間で「リアリティ」が話題になっていた。 現在の…

栗林元
6か月前
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創作エッセイ(31)長編小説執筆体験談(1)

いきなり長編小説を書ける人は少ないと思う。書けても惨憺たるものになっていたりする。長編書…

栗林元
6か月前
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創作エッセイ(30)続・群像劇は難しいのか?

昨日に続いて群像劇について考察する。 キャラクターの配置とは 今回も自作「不死の宴 第一…

栗林元
6か月前
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創作エッセイ(29)群像劇は難しいのか?

小説を書き始めたばかりの時によく聞かされるのが、「一人称は本当は難しい」とか「キャラの書…

栗林元
6か月前
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