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小説創作に憑かれた人よ!

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小説やシナリオなど、言葉で物語を描くことに関しての気づきや技に関する記事です。 「小説指南抄」は過去記事を、「創作エッセイ」は新しい記事をアップしています。
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記事一覧

創作エッセイ(70)インターンシップの志望動機の書き方・伝え方【例文あり】

今回は2017年に書いたビジネス記事の採録。広告業界の出身ということで、そのような業界を…

栗林元
7日前
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創作エッセイ(69)青空文庫の思い出

 インターネットで著作権の切れた電子書籍を無料で公開しているのが青空文庫だ。著作権は切れ…

栗林元
9日前
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創作エッセイ(68)活劇シーンについての考察

小説執筆に関する気づき系エッセイ。今回は動的なアクションシーンについて考えた。というのも…

栗林元
3週間前
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創作エッセイ(67)名古屋市市政資料館

 今期の朝ドラ「虎に翼」でこの資料館の映像観て久しぶりにやってきた。 10年前。会社辞め…

栗林元
1か月前
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創作エッセイ(67)日本大正村(岐阜県恵那市明智町)

 好天に誘われて、自動二輪で東濃の春を味わいに出かけた。目的地は日本大正村。  日本大正…

栗林元
1か月前
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創作エッセイ(66)名古屋コミティア64と同人活動について

 先日、名古屋コミティアに行った。今回も大賑わいだ。ブース参加者も多く、友人はコミック部…

栗林元
1か月前
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創作エッセイ(65)小牧市中央図書館イベント

開館記念ウィーク・イベント「ぶらリブラ」開催中。  来週22日まで、小牧市文芸協会の会員作品や書籍を展示中。同人誌「駒来」も展示中。この図書館は私の地元。週に数回、ここで原稿を執筆してる。拙著「不死の宴 第二部北米編」の半分ぐらいは、ここで書いた。  実は、私もここの文芸協会の会員で、自作が展示してある。いわばホームグラウンド。 「不死の宴 第一部終戦編」は3階の一般書架に、その他は4階の「地元の小説コーナー」に置いてある。こういう機会はありがたいけど、同時に「俺ってしょ

創作エッセイ(64)八百津町・ハヤブサ・ミュージアム

 好天に誘われて自動二輪で愛知県小牧市の近所である岐阜県八百津町までショートツーリング。…

栗林元
1か月前
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創作エッセイ(63)影響を受けた作家

昨日今日と24時間の間に、奥泉光さんの「黄色い水着の謎」「ゆるキャラの恐怖」(それぞれ、…

栗林元
1か月前
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創作エッセイ(62)少女マンガの思い出

 私が初めて少女マンガ誌の作品を読んだの1974年、高校二年の時だった。 当時から物語を作る…

栗林元
2か月前
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創作エッセイ(61)長編執筆あるある

 現在執筆中の「不死の宴 第三部」、二年かかってしまったがあと二章を残すのみとなった。残…

栗林元
2か月前
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創作エッセイ(60)小説創作のロケハン

 小説を構想する上でのロケハンについて。  実は今、娘とある作品のプロットを考えていて、…

栗林元
2か月前
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創作エッセイ(59)昭和日常博物館(北名古屋市)

 平成の頃から昭和レトロが定着してきた令和であるが、この北名古屋市の昭和日常博物館(正式…

栗林元
2か月前
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創作エッセイ(58)箱書きのもう一つの役割

 執筆が始まると箱書きは本文で上書きされていくのだが、長編小説を長期間にわたって書いていると、それだけでは済まなくなってきた。今回はそんな気づき。 書きながらの変更点  長編小説では概略の箱書きにそって書いていくのだが、書きながらエピソードやシーンの追加変更は避けられないし、そういった化学反応こそが物語を面白くする。だが、群像劇の場合に特有の問題がある。  それは、前段で描いたこと忘れてしまうこと。 「このキャラ・Aとキャラ・Bは、面識あったかな?」「この情報、Bはもう知