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俳句のお話

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#文芸

俳句夜話(10)高浜虚子は花鳥諷詠の人じゃありません

俳句夜話(10)高浜虚子は花鳥諷詠の人じゃありません

む印俳句はいったん置いて、いやこのまま本棚の奥に仕舞って、少しまじめにいきたいと思います。
俳文らしく、いにしえの俳人をとりあげてああだこうだといってみる。ことにします。

まずは高浜虚子。正岡子規に兄事した人ですね。花鳥諷詠、写実写生主義を完成させた人とも位置づけられます。

どうしても話がそれますが、ここは避けて通れないので記します。
かつて「む印俳句」同人も主宰の流さんも、そして私も、子規と

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日本人に生まれたら、俳句をお詠み(さらにさらに)

日本人に生まれたら、俳句をお詠み(さらにさらに)

日本人じゃなくても俳句を知ったなら、まずお詠みになるといい。

(自分で)詠まないと(人の句をちゃんと)読めない、というけったいな文芸。だけど、リターンはことのほか大きい。
詠んだその日から、世界がちがって見える。あの花はあの草はあの鳥は、この陽気はこの気分は、なんというのだったか。なんにも知らないことに気づく。自分は知らない、と気づかされたら人間たいがい、気分を害しますな。何だとー、おれがバカだ

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