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xR転職合同相談会を開催したよ

先日5/17に、「xR転職合同相談会」というイベントを、ソーシャルVRのVRChatで開催しました!


VRChatとは、バーチャル世界にVRのHMDをかぶってログインし、世界中の人と交流できるサービスです。
詳しくはmoguraVRさんのこの記事が分かりやすいので、知らない方は読んでみてください!
2018年1月の記事のため、細かいUIやシステムは変わっていますが、どのようなものかは理解できます。

そんなバーチャル世界を会場に「xR転職合同相談会」は開催されました。
xR転職相談会の詳細はイベントページをご覧ください!
Twitterのハッシュタグ 「#xR転職 」でも、イベントの様子が伝わってくると思います!


なぜ開催したの?
わたしは今年の4月に新卒として入社したばかりです。
もちろん転職意志はまだありませんが、
そんなわたしがなぜ個人開催で転職相談会を開催したのか、よく聞かれます。
その理由は、わたしが入社する前、まだ学生だった頃の話までさかのぼります。

一応エンジニアとして就職したわたしですが、そもそもは服飾の専門学生でした。
つまり、毎日洋服のパターン(設計図)をひいて、ミシンを踏んで、時々デザイン画を描くような学生でした。
そんなわたしがVRに興味を持ち、パソコンをまともに触りだしたのが1年半ほど前。
VRに興味を持ち始めたきっかけについてはまた別の話として、
当時周りには服飾学生と、VRに興味のない高校時代からの友達しかいませんでした。

その中でTwitterやインターン、xR関連の勉強会を通して、少しずつエンジニアやxR関連のお仕事をしている方、大学でVRに関する研究をしている、いわゆる「xR開発界隈」の方々と知り合っていきました。

そんな頃、UnityでVRアプリを開発したり、MarvelousDesignerで服を作ったりを始めていたのですが、分からないことが本当にたくさんありました。

キーボードのCapsLock問題からVR対応パソコンの事、コードの書き方やUnityの使いかたなどなどなど・・・

そんなとき、考えても調べても解決できない問題にぶつかり、
Twitterで「わからない!」とツイートしてみました。
すると、リプで丁寧に教えてくれたり、分からない部分を解決するぷち勉強会を開催してくれたり、たくさんの人が自分の時間を割いて、何も分からないわたしに教えてくれました!

それが本当に嬉しくて、今までめげずに続けてこれた理由でもあります。
その頃から、わたしも何かこの世界に返したい、これからこの世界に来る人をサポートしたい、と思うようになりました!

VRChatで毎晩のように遊ぶようになり、「VRやARに興味があって、転職したい」「xR関係の企業に就職したい」という話を度々聞くことがありました。
そして仲良くなった企業の方々からは、「人が足りない・・・!」というお話も。
そこで思いついたのが「xR転職合同相談会」でした!

たくさんの人に助けられて、服飾学生からxRに関連するお仕事ができるようになったわたしの、「何かこの世界に返したい、これからこの世界に来る人をサポートしたい」という思いから、xR転職合同相談会は開催されました!


わくわくする転職活動、就職活動
わたしはインターンから今の企業に入社したため、いわゆる就活を行っていませんでした。
もちろんスーツを着たことも、パンプスを履くこともありませんでした。

友達の就活の話を聞いていると、「歩きすぎてパンプスが痛い」「説明会はしごしすぎて交通費がきつい」「真夏のスーツ暑い!」などなど・・・中には「金髪が、ネイルが、できなくなった!」というものも笑
本当に大変そうでした。
数少ない「楽しい」意見では、「色々な企業を知ることができる」というものが多かったように思います。

もっとわくわくする、楽しい転職、就職活動があっていいのではないかな、
だって、仕事って、生活の一番の基盤になるものでしょう?


そこで、開催場所をバーチャル世界にしてみました。

 △バーチャル世界でのわたし

バーチャル世界では、スーツもパンプスも必要ありません。
自宅からパジャマ姿でも、ジャージ姿でも参加できます。
もちろん交通費はかかりません。
好きなアバターをアップロードすることもできるし、それがそのまま自分のスキルアピールに繋がります。
何より、場所代もかかりません。
個人でも、簡単にイベントを開催することができるのです!

会場はVRChat内のワールド「VRC CONFERENCE」を使用させていただきました。
ここは犬の会長さんが作成したワールドで、ライトやカンペシステムなど、プレゼンに適したワールドになっています。


ポートフォリオになるLT
参加者枠は、バーチャル会場で観覧する「一般参加枠」と、バーチャル会場でLTをする「LT枠」を設けました。

バーチャル世界ではアバターが自由です。
そのため、自分でモデリングしたアバターを身にまとって参加し、自分のモデリングスキルのアピールもできますし、アバターにスライドを仕込んでLTする方もいました!

また、バーチャル世界ではワールドの移動が簡単なため、イベント終了後に自作のワールドへ、気になる企業の方を案内することもできます。
履歴書に出身校や資格を細々と書くよりも、圧倒的に自己アピールができます。


YouTubeライブで配信
イベント当日はおきゅたんbotさんというVtuberの方に配信をお願いし、Youtubeでライブ配信をしました。
おきゅたんbotさんは、わたしがVRChatを始めたときからのお友達で、
気になるワールドを案内してくれたりイベントに誘ってくれたり、
いつも仲良くしてくれている方です。

VRChatでは、ワールドが重くなりすぎてしまうとクラッシュしてしまうので、人数制限が必要です。
YouTubeでのライブ配信は、リアルタイムで100人以上の方が視聴してくれました!

今でもアーカイブが残っているので、気になる方はぜひご覧ください!

YouTubeライブでは、バーチャル会場と違いその場で質問はできませんが、会場に行くより遥かに気軽に視聴できます。
外からスマホででも、家でご飯を食べながらでも・・・
気になる企業やLTのみを聞くこともできます。

何よりコメントが残せるため、コメント同士でわいわいと会話をしたり、思わぬ情報が流れてきたり、バーチャル世界とはまた違った楽しみ方ができます!

開催してみて
まず、個人の小さなイベントに関わらず、快く参加してくださった企業のみなさん、本当にありがとうございました。
学生の頃からTwitterやイベントで仲良くしてくださった方々にお願いしたのですが、良いイベントだったと言っていただけて嬉しかったです。
中には学生時代にインターンでお世話になっていた企業もあり、少し恩返しができたのではないかと思います。

一般参加の方々からは、「地方に住んでいるためなかなか説明会に参加できない、という部分が解消できてよかった」「気軽に参加できた」「楽しかった」という意見をいただけました。
今回お呼びした企業は7社中6社が東京にあり、確かに地方に住んでいる方はなかなか話がしにくいですね。

実は、わたしも今の企業の入社面接の時、一次面接がclusterというVRサービスを使用したVR面接だったため、距離の問題や交通費がかからないのはとても助かっていました!



その後の話
イベントから数日たって。
「イベントのおかげでアクションを起こすきっかけになった」
「その後企業に連絡をとり、面接を予定している」
「転職が決まった」
などなど、その後に繋がった声をいただくことができました!
めっちゃ嬉しい!これが欲しかった!!


すでにいくつかの企業から、参加したいとの声をいただいており、近日中に第2回の告知もだせそうです!やった〜!

こうやって、xRに関する業界や、そこで働く人達、これから来る人達が、わくわくするような未来を一緒に作っていけるといいな!

ここまで読んでくださりありがとうございました!
xR転職やバーチャル世界に興味のある方は、ぜひVRChatでお会いしましょう!


最後に、今回のイベントを記事にして頂きました!
マル知る!さん、ありがとうございます!


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