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【番外編】10分でできる!ほくほく♪甘じょっぱい「新じゃがの煮っころがし」レシピ&インスタLIVEレポート

こんにちは。母めし研究員のジョーと申します。
少し時間が経ってしまいましたが5月13日にインスタLIVEで新じゃがの煮っころがしを取りあげました。

この日の裏テーマは「調味料を入れる順番で、味は変わるのか?」でした。調味料を同時にいれるAパターン、お砂糖を先にいれてからそれ以外の調味料をいれるBパターン。さて、結果やいかに?

■10分でできる!ほくほく♪甘じょっぱい「新じゃがの煮っころがし」

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《材料》
・新じゃが 2~3個
・油 大さじ1/2
・水 100cc程度

調味料
・砂糖 小さじ2
・みりん 大さじ1
・醤油 大さじ1
《作り方》
①新じゃがは、たわしで表面を軽くこすりながら流水で洗う。泥を落とすぐらいの力加減でOK。皮つきのまま、食べやすい大きさに切って水にさらす。

②鍋に油をいれ、中火~強火の間の火加減で、新じゃがに油を絡めるように炒める。

③油がまわったら、中火~弱火の間の火加減で水100cc程度を入れて煮る。

④調味料をいれて落し蓋をし、柔らかくなるまで煮る。最後は水分を飛ばすように調味料を絡める。

Aパターン:砂糖、みりん、醤油を全てを同時にいれる方法
砂糖、みりん、醤油を入れて、落し蓋をして7~8分煮る。

Bパターン:砂糖を先に入れて煮る方法
砂糖のみ先に入れて4~5分煮て、新じゃがが少し柔らかくなったタイミングでみりん、醤油を入れてさらに3~4分ほど煮る。

⑤竹串がスッと通るぐらい柔らかくなったら、水分を飛ばすように調味料を絡める。


■ここがポイント!
ライブで話題になった「水にさらす」という工程。アクをとったり変色を防ぐということが主です。そう考えると、新じゃがはあまり水にさらす必要はなさそうです。

ただ私が両方試した感覚だと、切ったそばからさらしておいた方が、炒める時に芋が鍋底にくっつきづらく、炒めやすいように感じました。そのため、そのままレシピに残しています。

新じゃがの季節が終わったら「皮を厚めにむいて、水をさらす」ようにすれば、あとは他と一緒です!

落し蓋をして、その上に鍋の蓋をします。落し蓋は、クッキングシートを鍋の大きさにあわせて切り、真ん中に穴をあけることで代用できます。※繰り返し使う場合は、洗って乾かして衛生面にご注意くださいね。

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水の量は鍋の大きさによって多少変わります。今回は16センチの雪平鍋と18センチの鍋を使いましたが、16センチの鍋の方がよりピッタリでした。迷ったら、見た目として具材の2/3が浸ってるぐらいを目安にしてみてください。

■知っておくとちょっと面白い!?豆知識
そして、裏テーマ。「調味料を入れる順番で、味は変わるのか?」です。

私は最初大久保さんから「味、絶対違うのよ~!」と聞かされていたのですが、内心「そんなに違う?」と思っていました。

しかも味比べをするのは本番ぶっつけだったので、味見役としてリアクションどうしよう、と内心ドキドキしていました。

結論から言うと、味は…変わりました!食べ比べると絶対わかるぐらい違いました。

以下は私の感想です。疑ってごめんなさい大久保さん。

《豆知識》
①たわしでこするのは泥を落とすため。軽くでOK。あまり強くこすると皮がこすれてとれてしまいます。

②調味料のいれ方で少し味が変わります。砂糖は分子が大きいため、先にいれることで素材そのものにしっかり味が染みます。

Aパターン:砂糖、みりん、醤油を全てを同時にいれる方法
素材の外側に味が絡むので、調味料の甘さやしょっぱさがそれぞれダイレクトに伝わる印象。内側は基本的に素材そのものの味。

Bパターン:砂糖を先に入れて煮る方法
素材そのものの甘味が、全体的にほんのり増すような印象。Aに比べると調味料の味が柔らかく自然に感じる。噛むごとに味を感じる。

③落し蓋をすることで全体に煮汁がまわりやすく、効率よく煮ることができる。

辻調グループのサイトに、わかりやすいコラムもありましたよ。

私は、やさしい味のパターンBが好きです。ただパターンAも、もちろん美味しいのです。どちらかというとお酒が合う感じ…。また調味料を一度にいれる手軽さもあります。ぜひご自身のお好きな方で作ってみてください。

当日の様子はこちら。新じゃがって、普通のじゃがいもと何が違うの?などの雑談も。



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インスタLIVEは今後2~3ヶ月に1回を予定しています。次は「ナス」。よろしければインスタをフォローしておいてください♪

■はじめの一歩にぴったりなメニュー
後日5歳の息子に一緒に作ったところ、ほとんど彼が作ってくれました!皮をむかないので、包丁は切る時のみですし、味付けも3種類の調味料と簡単。お味もばっちりで家族でペロっと平らげました。

「明日から僕が料理係になる!お父さんとお母さんは作らなくていいよ!」というほど自信になったようです(もちろん意気込みだけで終わりましたが)。

おかずにも、おつまみにもなりますし、お料理のはじめの一歩にちょうどいいかもしれませんね。

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【新じゃがの煮っころがし】を作ったら、ぜひインスタにもあげてみてください。ハッシュタグは #母めし #ははめし と両方をつけてくださったら嬉しいです。

■書籍紹介
『母めし一汁三菜 ~みんな大好き母の味 ずっと伝えたい和食献立~』(マイナビ出版)  

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それでは、また次回!

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