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経済成長期の思想が、経営者を、社員を苦しめている。 経営者も社員も幸せに働ける会社にアップデートしませんか?

初めまして!小寺毅(こでら たけし)と申します。

皆さんは、月曜日の朝に「よし!今日も仕事だ!」とわくわくしますか?仕事帰りの電車の中で「今日も充実して実りある1日だったな!」「明日も会社に行くのが楽しみだ!」と充足感を感じていますか?
 
働くことに多くの時間を費やす現代社会で、「幸せに働きたい」「やりがいのある仕事をしたい」と願うのは自然な想いだと思います。私は、経営コンサルタントとして、「関わる人の可能性が最大限に発揮される幸福度の高い組織を作る」をテーマに活動しています。

これからnote連載で、読者の方が実践できる幸せな経営方法をご紹介していきます!

簡単に経歴をご紹介します

私のことをご存知ない方がほとんどだと思うので、簡単に自己紹介させていただきます。

小寺 毅 (こでら たけし)
東京生まれ。小学校時代をファミコンもコンビニもないソ連で、中学校時代をモノにあふれたアメリカでを過ごす。日本に帰国し、何のために、何を目指して生きるのかを考え始める。大学3年時に、一人一人が可能性にフタをせず実現したい未来へむかって生きられる社会を目指して起業を決意。2006年、株式会社はぐくむを創業。ただ漠然と働くのではなく、何のために働き、何のために生きるのかを問うコーチングや研修、コンサルティングを実施する。プロフェッショナルコーチであり、奇跡の経営で有名なSEMCO社の認定コンサルタント。関心テーマは、業績も、関わる人たちの幸福度も高い経営と、子供がイキイキと育つ教育。関心キーワードは「フロー経営」、「人を大切にする経営」、「Small Giants」「対話型組織」。これまで、株式会社ガイアックスさん株式会社フィッツコーポレーションさんUber さんecbo株式会社さん、を始め、様々な業界の経営者、経営幹部や管理職、若手に対して研修やコンサルティングに関わってきました。

「経営のOS」とは?
企業のバックグラウンドで動くブレインの点検をしませんか

私が自分の仕事を紹介するとき、「経営のOSをアップデートする」という説明をします。経営のOSとは、バックグラウンドで無意識に動いている、意思決定をするブレインです。対して、経営のアプリは仕組みだと考えています。

仕組みは評価制度や育成制度など比較的わかりやすく、新しく取り入れたり、入れ替えたりするイメージしやすいものです。

例えば、最近はコーチング(=アプリ、仕組み)が良いらしい、と聞いた上司が、会社に導入を決めたとしましょう。

本来のコーチングは、相手の可能性を信じ、自分で答えを見つける手伝いをするもの。しかし、この上司のOSが古いままで、「部下を思い通りにコントロールするためにコーチングを使いたい」と考えていたとしたら、コーチングアプリを導入しても、対話はうまくいきません。さらに、そのことは部下にも気づかれてしまうのです。

このように、会社の意識・考え方(経営のOS)が古いまま、仕組み(アプリ)を取り入れても噛み合わず、機能しないことが多々あります。

「いかなる問題も、それを作り出した同じ意識によって解決することができない」とアインシュタインも言っているように、問題を生み出している意識のままで、世の中で流行っている手法を取り入れても、なかなか上手くいかないのです。

本質的な変化を生み出すためには、表面的な取り組みを変えるのではなく、根底にある意識に焦点をあて、そこに働きかけていく必要があります。

ですので、私たち「はぐくむ」は、経営コンサルタントとして、対話を通じて、組織を構成する人たちの意識に焦点をあてながら、OS点検とブラッシュアップの機会を提供しています。その過程で、経営陣や働いている人たちの意識や考え方に変容が起きることで、結果としてアプリの効果が最大化していく組織になっていくのです。

対話を通して一緒に考えていく「コーチング型コンサルティング」

「会社のOSをアップデートする」といっても、どの端末にも共通するOSはありません。端末ごとに最適なOSがあるように、会社ごとに最適なOSをアップデートしなければなりません。

それぞれのOSへの働きかけは、Why?の質問から始まります。

例えば、「会社としてどこを目指しているのか」、「なぜこの事業をやるのか」といった質問です。従来のコンサルタントは、圧倒的に頭が良く、完成された理論を持っているという前提の元、「こうした方が良いですよ」と、経営者へ答えを提供していました。

対して私のコンサルティングは、「どう進んでいこうか」と一緒に考える、コーチング型です。経営者の方の課題、その原因、理想にじっくり向き合っていきます。

従来のコンサルティングと大きく違う点は、コンサルタントが答えを出してあげるのではなく、対話を通して一緒に考えていく点です。クライアントが一人で歩けるよう、ときに前から導き、ときに横で伴走し、ときに後ろから支えるのが、コーチング型コンサルティングです。

一人一人が生き生きと働き成長する、次世代型組織に

今の日本には、ひたすら上を目指して走り続けている経営者がたくさんいます。売上を上げて、生産効率を上げて、他社に負けないように、もっともっと…。その要求が絶えることはありません。

しかし、求められる数字だけが上がり続けていくばかりだと、ついていく社員も疲弊していきます。そんな会社には、高度経済成長期のOSが、今も適用されているかもしれません。例えば、「大きいことは良いことだ」「もっと早く、いち早く」というように。しかし、合理化・最適化がゴールだった時代に、終わりが来ようとしています。

早く、もっともっと、より大きく、と業績UPを強制することによって、会社に務める人、一人一人にある個性や、熱意が消えてしまうとしたら、それは会社にとっても、その人にとっても残念なことです。私の経験からすると、業績至上主義の会社では、一部のタイプの人たちしか活きない環境になりやすいと感じています。

一部の人たちだけが活躍する組織よりも、一人一人が生き生きと躍動感を持って働ける組織の方が、結果的に業績的なプラスの効果をもたらします。個人も幸せに、会社としても成長していける組織。そんな次世代型組織のOSを備えた会社がこれからの時代に益々、活躍していくのではないでしょうか?そして、そういう会社にこそ、多くの人たちも集い、繁栄してくのではないかと思います。

あなたの会社で実践できる!OSのアップデート方法を連載で紹介します

このnoteでは、脱コントロール、脱ヒエラルキーで自主自立な組織を実現する経営のOSをインストールする方法を連載で紹介していきます。

「現状を変えたいけど、どこから取り組んだらいいのか分からない」「社員ともっと良い関係をもち、一人一人の才能を活かした経営がしたいけど難しいんだよね」。そんな悩みを持つ皆さんにとって、ヒントになるような記事を書ければと思います。

新しい働き方、幸福度の高い組織、そして生き生きと働く自分。このnoteから、たくさんの自主自立な組織やステキな働き方が生まれることを願っています。

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