「お疲れ様でした。コーヒーを淹れましたので、よろしければどうぞ。」 皺一つない白衣に細縁の眼鏡といういかにもな風貌から、これまたいかにもと言える柔和な口調で発せられる。目の前の人間を落ち着かせようとする気遣いが身体に染み付ききっていることがわかる。 二時間くらいだろうか。しばらく頭部を固定していたヘッドギアを外したばかりの、解放された首を思い思いに伸ばす。 「ありがとうございます。」 反射的に口から溢れた返答が想定の数段低い声色で、ほんの一瞬、自らの声か疑ったが、
週刊ツミゲで遊んだゲームを羅列しています。みんなも遊んでね。 ■Gorogoa ４マスのスペースを駆使してイラストを移動したり拡大縮小したりしてパズルを解いていく、斬新システムなパズル。さくっとできて超オススメ。 ■Muse Dash デザインがポップでキュートでビビットでとても可愛い。ゲーム性も上下2段のノーツのみでシンプル、やや癖のあるギミックも多少あれど初心者でも取っかかりやすい。あと可愛い。 ■Machinarium 廃れたスチームパンク系と言いますか、ボ
二ヶ月と十日と少し。私が文章を書くことを怠った時間。私が再度筆を執るまでに掛かった時間。気持ちだけが一人で夜道を彷徨っているので、供養しようかと。 二ヶ月と十日と少し。カンカンの日照りがまだ肌に馴染まないまま、溶けそうなその身体をドロドロと引き摺って歩いていたのに、最早それすらも恋しく思えてしまいます。自然を司る四季ですらそうなのだから、いろいろありますよね。東京オリンピックは終わったし、次期総理大臣も決まったのかな。テニスの王子様の映画も公開されて、私は2回見ました。D.
半分あげるから、うまく二つに折れない私の為に、誰かにチューペットを折ってほしい、そんな季節。チューペットがほしいのか、鬱陶しい暑さとチューペットの冷たさと八月が割り増しする甘い味をシェアしてくれる人にいてほしいのか、本当のところは古いアルバムの間にでも挟んでしまっておけばいいんです。あんまり握ってしまうと、どんどん溶けてしまうし、結露で手がビチャビチャになってしまうから、二つの指でちょこんと挟んで大事に持つ。それでも、そんな時間は早く終わってしまえと言わんばかりにあっという間
平素よりお世話になっております。 表題の件、適当に書いてくよ。気になったらぜひ調べてみてください。 『映画あたしンち』(2003) あたしンちは庶民家庭すぎてつい見てしまう、毎日かあさんも然り。 家族への照れ臭い感情とか、一番ストレートに刺さるんよ。 ちゃんと映画スケールのお話なので見応えもあります。 『SAW』(2004) 洋ホラーっておもれ～～ってなったきっかけ、ベタです。 密室に閉じ込められた2人が、理不尽な脱出ゲームを強いられるお話。 密室の中と外で進
楽器を買いました。 ブズーキって言うんですけど。こんな感じの楽器です。 楽器の歴史とかはよく知らんのですが、比較的歴史の浅い楽器で、アイリッシュ音楽とかに主に使われている楽器みたいです。 復弦の4コースで、8本の弦が張られています。チューニングは低音弦からG-D-A-Dになっています。私が買ったこのモデルについては、高音の1,2弦は同じ弦が張られていますが、低音の3,4弦は片方の1本に1オクターブ低い弦を張っているのが特徴です。 ※この辺りはモデルや用途によってまちまち
手羽先と手羽元の違いがわからなくてもなんだかんだ生きていける。 ASMRをスピーカーで聴いたって捕まりはしない。 ちぐはぐな生き方でも、世界がそれを認めなくても、それを誰に咎めることができるか。 うまくいかないと言ってしまえば片が付く。 責任が綺麗に収まるような在り処なんてなくて、大したキャパのない私ん家のゴミ箱にギュウギュウと押し込む。 人の為に活きる誰かの中に、其の誰かはいるのだろうか。 誰かの為を想う私の中に、私はいるのだろうか。 改札口の内側では、財布が
メモ。めも。memo。 「memo」の語源もとい略称元となる英単語は、備忘録などの意を持つ「memorandum」と思われます。 しかし実は、記録や覚え書きという意を持つ日本語でいう「メモ」は、 英語でいうところの「note」に当てはまるそうです。 どうもこんばんは。 １都３県では緊急事態宣言の延長が発表された今日ですが、いかがお過ごしでしょう。 ところで、私はメモがとれない。 いつからか、気づいた頃には、私はメモがとれない人でした。 昔話をします。 まずは記
真っ白なページに、素直な言葉を。 noteをやってみます。 こんばんは。たかはぎです。 見切り発車で書き始めてしまいました。 それっぽい書き出しって難しいですね。 文字書いたり文章つくったりというのは、嫌いでもなく、大好きというわけでもなく、然程苦手でもなく、得意でもないです。 が、なんだかんだ長い付き合いであり、今後とも長く付き合う必要のある行為だと思います。 しかしながらこの頃は、謝罪に始まり謝罪に終わる文章ばかり書いている気がするのです。 「よ」と打てば「よろし
