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久々のワクワク

2007年5月22日に投稿したブログより。

この人の話は、展開の分からなさと、会話の妙が大好きです。

安く手に入ったので珍しく単行本で読みました。

というのも、この作家や竹内真は場合によっては、文庫化に際して手直しを若干するから。

先ずはオリジナルで読んでおいて、もし文庫化で改訂されれば、そちらも読みたいし。

今回は関連する中短編の2本立て。政治絡みで、全体に何やら不穏な空気が漂っているのも、今までにない感じ。

それでもいつもの如くの不思議と心地よい会話のキャッチボールや主人公との仲間たちとの気持ちのよい関係性はいつまでも終わって欲しくないと想いながらも、早く次に進みたいと読むスピードを速めさせてくれます。

何やら余韻を残すような終わり方ではありますが、これはこれでこういう終わり方でよかったんだろうなぁ。

でも、何か視点を変えた感じのスピンオフ作品が出てもおかしくない雰囲気の終わり方ではありました。

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