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たまに読みたくなるあっさり味

2008年3月1日に投稿したブログより。

この作家、読後は全然残らないんですが、何故か時々読みたくなるんです。

特に濃い目の小説を読み終わった後は、さらさらっと読めてしまうので、丁度いい箸休めのような作品が多いです。

何気ない日常を切り取って、現実にありそうなちまちました人間模様や思索を描いた小説ですが、何となくページをめくっていってしまいます。

大崎善生のテイストにも似ているのですが、もうちょっとあっさりした感があります。

こういうのばっかり読んでても味気ないかもしれませんが、緩急つけて読み続けるためには、これはこれで必要なジャンルだなというのが正直な感想です。

ボブ・マーレーの有名な歌をタイトルの如く訳すあたり、この作家のセンスがキラリと光っています。直訳だと全然意味違うんですけどね。

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