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繊細に、優しく紡がれる恋愛短編

2008年4月4日に投稿したブログより。

なぜ?なぜ皆この作家にもっと注目しないのだ?

なぜ、本屋さんはもっともっと騒がないのだ?特集を組まないのだ?

前作、九月の四分の一の後日談を含む四篇の恋愛短編集。

今回は全て女性が主人公の物語。

読む間は、透明度の高い小川がサラサラと流れるかの如く、清涼感溢れる時間が流れていきます。

そして、そんな静かな穏やかな時間が、たった一行の言葉で突如、感動の時間に変化します。

わずか200ページかそこらの中に、4回も、鳥肌がブヮッと立つ瞬間が訪れるのです。

凄い。

好きだ。

皆、読め。

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