自傷行為でなく自癒好意

おれはヴァギータ。
宿敵のカリモットを超えるため、日々修行に明け暮れている。

ちなみにおれの妻の名前はカルマだ。
科学者の娘ということもあり、日々ナニかに追われて怒りっぽい。
そんな妻を横目に、今日もおれは重力装置ちきゅうで身体を鍛える。

🐵　🐵　🐵

「ハァハァ💦・・よし、次は重力10000倍で修行だ！」

〈完全で永遠。絶対者であり、無敵の霊体であるのにわざわざイタイ思いをせずともよかろう？楽しいのであれば止めることはせぬが〉

「何者だ！？界王神か？？」

〈わしか、わしは無限老師じゃ🧙‍♂️〉

「武天老師じゃなく？」

〈ムゲンじゃ。夢幻ではないぞ。強くなりたくば無限であることを知れ。己の中にある、すでに満ちているものを知れ🔮〉

「黙れ！ヤサイ人は死線を越えて強くなるんだ！⤴」

〈本当の強さとは何か。愛しか知らない者がもっとも強いのではないかね？実際、世界には何も起きていない。えっちな本を神々が観ているだけじゃ〉

「な、なんだと⁉・・(； ﾟДﾟ)」

〈本体は肉体でなく霊体じゃよ。抱き合い、ふれ合い、心のぬくもりやトキにつめたさまで・・。スーパーヤサイ人になるという喜びも。これまでしかと味わえたかね？〉

「悟空・・いや、カリモットも霊体だと？👻」

〈自由だ。お主のスキに描けばよい。ただ、霊体であったことを思い出せばその借りものの心想念にもカラダにももっと自由に描けるであろう〉

「借りもの？」

〈お主は惑星ヴァギータ出身であるが、地球に来てすっかり変化した。自身ですら気づいておらぬであろう。なぜ殺戮をやめたのか〉

「・・ま、まさか！」

〈借り物であるその肉体は、地球の環境に合わせ進化したのじゃよ。思考も意志とは関係なく変化する。お主の人生には主役である神お主しかいない。自身を神だと気づいておらぬのは、その本当の自分ではない自我と自身を同一化しておるからじゃ〉

「あ。あ・・あ！」

〈現世。写し世。鏡の世。この世は全部逆。ヤサイ人は天空宇宙に神様がいると思っておる。真実は逆。天空でも地底でもなく、お主の内側・・その中心に神様はいるのじゃよ。お主観念を映し出す外側の完璧さを観よ。同時によくよく内観するといい。世界にはお主愛しかいない〉

「そうか！世界におれ自我の観方を映し出していただけなのか！！」

〈写し世現実世界の本質は昔から変わらぬ。ただ観る者の観方が変化しているのだ。つまり、世界を平和にしたいのであれば、何も起きていないことを知りなさい。世界が愛の顔をみせるから💕〉

「世界中に存在しているようにみえる問題とは、単におれの観念の問題だったのか・・」

〈陰陽太極図の外側にある円愛。宇宙に対してヒトとは点であると同時にその円でもあることを知れ。意味付けし勝手な観方をし、対象と捉え、分離させていることもすべてお主の”内面”で起きている〉

「そうか！そういうことか！！」

〈概念は外的・共通的であるが、観念とは、内的・個人的かつ外側の対象に対して心の働きが加わる。つまり、心とはお主の概念や観念の結果といえよう。そのカラダを解体し、本当の自分を思い出すためには、まず観念を手放すという観念を持たねばならぬ。心を超えるということは、真理を知ることに等しい。その真理はお主だけでなく、世界をまるごと救うことができる〉

「な・・なんて世界カラクリだ」

〈神。なんて聞くと、現在自我幻想世界にいるお主は特別なものを想像するかもしれぬが、そうではない。神を知ると同時に愛を知る。他の者も同じ神、愛であると知る。神すべては死なない。生まれてもおらぬ。在る。どうしようもなく世界のすべてが愛おしくなるだろう。大事なことであるから云っておくが、その瞳からダイヤモンド全愛を認識した涙が流れぬうちは、まだ神の子でも悟りでもない。単なる思考自我である。観念のまったくない赤子の頃を思い出すもよい。そのカラダの中心こそ真の自立。鏡の世の仕組みを知り、写し世の完全性と一体であるヒトの尊さとその身体の完璧さを褒め讃えよ🌏✨〉

まぎれもなくいま、あなたは愛の中に在る。

そして私たちはその灯りを頼りに明日を見つけ、生き進んでいく。灯火を受け渡していくように。

進まれよ。かけがえのないその灯火いのちを。
そのカラダもまた地球へ還り、いのちの糧となる。

🔮　🔮　🔮

「哲学、宗教、精神世界、量子力学・・・。聖人たちの教えには誤解されたまま伝わったものもある・・。すべてはヒトの内側に答えがあったのか！」

〈お主が宇宙最強になり人生を終えるという目的であったのならば、この言葉はお主にやってくることはなかったであろう。すべては完璧なタイミングで必然に起こる〉

「必然だと？ま、まるでわからん・・なにもわからんぞ」

〈私は愛しか知らない、が真理の答えじゃ。すべての原因と結果は愛。地球での遊び方もまた変化するじゃろう。魂。霊界。神界。生死。神秘。超常現象。過去未来。それらは今ここ中心にすべてあると理解し、引き続き神秘体験を楽しむがよい💗〉

「な、なんてトリックなんだ。自我に捕らわれていては全体道そのものに出会えぬとは・・」

〈過去をよく振り返ってみよ。完璧に今のお主につながっておることが理解されよう。失敗もまた完全に内包された完全失敗なのだ〉

「ヒトのカラダとは一体💧・・おれのカラダとは一体何なんだ？」

〈三位一体とは、心・カラダ・霊。実相では、過去から未来へ繋がり続けている想い意識がこの現象界を創っておる。それもすべてはお主のその中心である今ここ中心にしかない。真の今ここに生きよ。地球全体での現れにはトキを要するが、お主のカラダひとつの変化であれば、数年で変わる。早ければ一年を経ずカリモットを超えるじゃろう。彼のように心臓病を患うこともなくなるぞ。幻想とはいえ、外側である地球も外側であるその身体も宇宙とひとつながりで連動しておる。掴んでいる観念を棄てれば、やってくる思考も変化し、そのカラダはさらに強くなる〉

「わかったぞ！そういうことかっ！」

〈修行しなければカリモットに勝てない、という観念を棄てよ。自身が思考であるという観念、自身が肉体であるという観念、自身が王子であるという観念・・善悪。分離。一切の観念を棄てればお主は一切を手に入れる。起こるはずだった要らぬ体験も消えるであろう👍✨〉

「よーし！修行はやめだ。天才のおれが数年もかかるはずはない。下らぬ常識や観念を解放して、フリーチンよりも先に宇宙すべてを手に入れてやる」

〈真理とは呆気ないものじゃ。お主のそのカラダの中心にすべてあるのじゃから👶👏〉

「フン。この世のしくみを理解すれば人生とはここまで生きやすいとは。まったく・・。オッパやパイパイマンと惑星を破壊していた頃がバカらしくなるぜ！」

〈じきに肉体卒業じゃ。自身が誰であるか知り、ハカイ破壊でなくジアイ慈愛の技を覚えるとよい。次元上昇とはお主がお主の観念を解放し、中心と同一化するだけのことなのじゃよ。不毛を赦し、不毛でよいと知ったあとは、光をそのアタマにまで繋げなさい〉

「光るアタマ.....。クリチンのことか。クリチンのことかーっ❗❗😭😭😭」

🌸　🌸　🌸

気づくと、2022年3月。
春分を迎える頃。

あんなに高飛車で頭に血が上りやすい妻のカルマはすっかり穏やかになり、ドラゴンレーダーでなく、親子電話を息子のローアングルと楽しんでいた。
何もせずとも癒される。
これが神癒といわれているものだったのか。

全部逆。
すべて内側にある。

視点を低いところに合わせた今のおれには、
宇宙いっぱいにマゼンタ色の桜が咲いているように観えた。

カタチ変われど、永遠に🌸✨

🌸　🌸　🌸

3月といいますと卒業式。

さびれた校舎の小学校。子どもながら、あらゆる学校行事に違和感を感じておりました。もっと自由にイキて良いはず。なんて思っていたのかもしれません。とはいえ、自由と云いましても何でもやっていいわけではない・・。

え。あの子のスカートをめくったなんて記憶にはございません💜

「起立、一同・・礼」
違和感ございます💦

『輝立！イチ道・・霊！！」
これが真実♡

もちろん、冗談幻想です😉

今ここすべてを内包して在る奇跡のヒト。
愛そのものを感じてまいりましょう🎵😍

ではまた🎵
王子が光子になった頃👶👌✨