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いろんな意味があるということ


こんにちは、haconiwa.の木下です。

ジブリ作品が長く愛される理由として「いろんな解釈ができる」ことがよく挙げられていますよね。ひとつのモノにいろんな意味があった方が、より面白く、より魅力的になれるのでしょうか。

ひとつの要素がいろんな役割を持っている、いろんなことができる、いろんな機能を持っている。
1ハコメで空間をつくっていた布たちは、そんな存在であったと思っています。

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photo : Ryoさん


試しにあの場所に垂れていた布がどんな役割を担っていたか、思いつく限り書き出してみます。

◯ 展示壁になる
◯ 動線をつくる
◯ 居場所をつくる
◯ 細長い会場に奥行きをつくる
◯ 光を反射し明るくする
◯ 天窓からの光を受け、外の色を増幅する
◯ 仕切りになる
◯ 吸音材になる
◯ 布の空間そのものが、風で揺れ光を反射するインスタレーションになる

いっぱいありました。これだけの意味があの布にあったみたいです。最初から計画していたこともありますし、後から気づいたこともあります。他にもまだあるかもしれません。

1ハコメに訪れていただいた方それぞれ、あの布に対する感じ方が違ったとしたら、あの空間は面白く魅力的なものになっていたと言えるのではないかな、と思っています。

…いろんな意味・解釈・機能・役割、、、があったほうが、自然で心地よい存在になれるかもしれない、、、というお話でした。


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