梅雨の花ー紫陽花のお話その②魅力的な品種をご紹介
こんにちは。ガーデンプランナーのhacoです。先日のその①に引き続き、今日はその②で、紫陽花の今出回っている品種のお話です。
↓その①はこちらです。
紫陽花の品種の数
紫陽花の市場に流通している数がだいたい約500品種はありますよ。と、その①でお伝えしましたが、市場に出回っていない品種も数えると1000品種は軽く超えると言われています。
ちなみに、茨城県北茨城あじさいの森には、実際に1000品種を超える紫陽花が3万株、植っているそう!紫陽花の栽培地では日本一の品種数を誇るそうです。
紫陽花の品種改良とは
紫陽花は、品種改良によってさまざまな品種が誕生していますよ。と、聞く分には、うんうん。と言った話なのでしょうが、そもそもどうやって品種改良されているか。
ご存じない方のために、ちょっとご説明します。
紫陽花の品種改良は、Aと言う品種と、Bという品種を交配させてタネを取り、それを育てることで新しい品種を生み出しています。
紫陽花の交配を、ご自宅でやられた方のblogを見つけましたが、種を蒔いてから3年でようやく開花したと、書かれています。
素人で、新しい品種を作ろうとすると、とても、気の長いお話ですね。
しかも、花が咲くまで交配がうまくいったかはわからないのですから。。。
紫陽花の育種家さん
バラやビオラなどの他の植物でもそうなのですが、園芸や切り花の花を作る上で、生産者さんのその前に、育種家とよばれる方たちがいらっしゃいます。
育種家さんは、新しい品種をつくることを職業とされる方たちのことです。
その方たちのホームページや他のSNSを見ていると、こんなの見た事ないわ!と言うような花を見ることができたりして、とても面白いです。
大栄花園さんは、コロナの流行が始まった直後に、私がロスフラワー活動をしていた時に、紫陽花を送っていただいた紫陽花の育種では有名な方です。
私のInstagramのこちら↓の画像の真ん中あたりに大栄花園さんの紫陽花が何種類か映っています😆↓
大栄花園さんのアジサイで一番可愛かった品種の写真が残っていました。
花の美しさに、これが紫陽花なの?とちょっとびっくりしませんか。
大栄花園さんの記事を見つけましたので、興味のある方は覗いてみてください。
可愛かった紫陽花の品種ご紹介
マジカルレボリューション
マジカルレボリューションの特徴は、この筒状に咲く花の形。
オランダで主に切花向けの品種として改良されたものが、現在は鉢花でも出回っています。
ミセス•クミコ
さかもと園芸さんが作出して、世界の花のオリンピックで最高賞を受賞した日本自慢のアジサイです。
花びらがギザギザしているのが、お分かりになりますか?
スプリンググリーン
秋色あじさいとしても人気なのが、こちらのスプリンググリーン。花弁の先がグリーンがかっていて、他のアジサイとはちょっと違った雰囲気ですよね。
春よ恋
ガクアジサイの八重咲き品種、春よ恋は、春を思わせる淡いピンクのグラデーションの美しい紫陽花です。
静岡県の加茂花菖蒲園さんで作られたオリジナル品種。興味あるかたは加茂花菖蒲園さん、チェックしてみてください。
まとめーお気に入り品種を求めて
今、園芸店やホームセンターでも、開花した紫陽花がたくさん販売されていますね。
皆さんがイメージしている、オーソドックスな紫陽花以外にも、ひとつひとつよく見たら、それぞれ違った特徴の、変わった紫陽花も見つけられるはずです。
母の日だけでなく、この時期のお誕生日や、私は最近の入院のお見舞いのお礼にも、紫陽花を贈りました。
紫陽花は花が終わったら地植えにすると、そんなに神経質にお世話をしなくても、翌年も花を咲かせてくれます。
長く楽しめるのが良いなぁ。と思っています。
さてさて、長くなってきましたので今日はここまで。最後まで読んでくださりありがとうございました。
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