観葉植物の基本の植替え方法
こんにちは。ガーデンプランナーのhacoです。庭が専門ではありますが、基本的な観葉植物(インドアグリーン)の育て方や楽しみ方、選定方法についてもいろいろお伝えしています。
今日は、その中でも基礎中の基礎!
観葉植物の基本の植替え方法について、お伝えしたいと思います。
このご相談、実は本当によくいただきます❗
そこで、手順を簡単にまとめましたのでご確認ください✨
この手順は、屋外の植物の基本的に同じと考えていただいて大丈夫です。
では、いってみましょう!!
ー観葉植物の植え替えに必要な資材ー
長くマニアックになりましたので、別記事にしています。
必要な方はこちらをご覧ください。
ー観葉植物の基本的な植え替え方法ー
①鉢に鉢底石 を敷く前に、鉢底ネット
(私は台所#水切りネット )を敷きます。
②鉢底石を入れます。
③大きな観葉植物は重量があるので、鉢底石に発泡スチロールを足して軽量化したりします。インテリアなので重すぎると何かと大変なので😅.
④鉢底石が見えなくなるまで一旦培養土 を入れます。
この時に培養土を入れすぎると、観葉植物を実際に据えた時に、観葉植物の根鉢が全部入りきらない状態になるので、加減をしてくださいね。
⑤植物を鉢から出して古い土を少し落として、植物を据えます。
・茶色くなって明らかに枯れているような根は清潔なハサミで切ります。
・春や秋の気候が安定している時期は、3分の2くらいは土を落として大丈夫です。
・古い土は、再利用せず処分してください。
⑥培養土を足します。
植物と鉢の隙間にきちんと土が入っているか確認してくださいね。
小さい植物の植え替えの場合は、割り箸などで土を隙間に入れていくとよいですね。
⏩全体的に土が入ったら、水をあげます。
お水を上げることで、土が下がったら、土を足して、また、水をあげます。.
目安として、鉢の一番上の部分から2~3㎝下くらいで仕上げる(ウォータースペースを作る)ことが重要です。
⑦マルチング をします。
マルチングをすると水をあげたときに土が溢れるのをおさえられるので、お部屋を汚しません。このマルチングについては、他にもいろいろな効果があるので、改めて別記事にしますね。
⑧水は、鉢底から水が出てくるまでたーっぷりと💡⑦の画像を見ていただければわかると思いますが、このように、鉢底から水が流れ出るまでお水を上げるのが、日々の管理の中でもポイントになってきます。
ー植替え時はどうやって見極めるのか?
植替えるべきかどうか、、何を見て判断したらよいのでしょうか?という方のために、参考として書いておきます。
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①鉢の底から根っこが出ている。もしくは、鉢の中の土から根っこが見えてきている。(根詰まりを起こしている場合もあります。)
②植え替えをもう3年以上していない。
③水を上げてもすぐに鉢底から流れてきてしまう。(保水力がない)
④葉っぱの色が薄くなったり小さくなってきている。(土に肥料分が不足している。)
⑤購入してきたので、植え替えをする。☚※これ実は一番大事だったりします。購入後に植え替えすべきか、判断がつかない場合は、出来れば必ず、お店の方に「植え替えはした方がいいですか?」と聞いてみるのも良いかと思います。
その他に…
⑥土から虫が湧いてくる。土から変な臭いがする。等、土のトラブル。
⑦お気に入りの鉢が見つかったので、それに植え替えたい!
とかも、アリだと思います。(植え替え時期は見極めて。)
因みに、こちらが今回グレーの鉢に植え替えた、植え替え前のセロームなのですが、実は最初陶器の鉢に植え替えていたんです。
そしたら、陶器の鉢+セロームさん、めちゃ重たい!!!
というわけで、今回は、FRPの軽量鉢に植え替えをしました。
ーまとめ
他の記事でも書いていますが、観葉植物は非常に人気のあるインテリアとして、雑誌やSNSでもよく取り上げられていますが、その前にまず「生き物」であるということを忘れないで欲しいです。
水を一切上げなくて育つ植物は、、、多分、私はまだ出会ったことがありません。
どうぞ、大切に、そして仲良く暮らしてくださいね。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。
ーーー植木鉢の楽しみ方はこちらも参考にしてみてください。
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