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廻るゼラニウム

蒼羽の下
そよぐ身も
指へ触れて
智を盗め
ツンと聞こえ
色ぼやけ
重なり廻る
ゼラニウム 

あおはねのした
そよぐみも
ゆびへふれて
ちをぬすめ
つんときこえ
いろぼやけ
かさなりまわる
ぜらにうむ

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ゼラニウムの花が重なっている風車のように見えた。
アナグラム詩/いろは歌(仮名46音)

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