見出し画像

不確かな忘却

此岸の端に座ったまま
黄金色に輝く雲を見て
世界を解ったつもりになった
瓦解するの誰かの夢と
再構築される光のなか
隙間なく並ぶ花に名をつけた
悠然と在るそれだけで
尊いという想いは消せず
儚さの欠片を樹の下に埋める

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?