【R18小説】『ガチムチ系年下サラリーマンと大衆食堂で働くポチャ系アラサー女子の恋ものがたり~19』
*桃乃の告白~(19)
ーーまぶしい、ぎらぎらとした蛍光灯のあかりのしたで、わたしの白いニットが、わたしの胸のうえまでせりあがり、かたほうだけ、まあるく、もりあがっている、レースにふちどられた胸の谷間と、その胸を、つつみこむように、外側からおしあげている、真鍋さんの、がっしりとしていて、日に灼けた、太い血管のみえる、ごつごつとした、広い、手の甲が、ちらりとみえたので、わたしは、おどろきのあまり、おもわず息をのみ、そして、そのまま、ことばをうしなってしまいましたが、すると、あたまのうえから、ちょっと、くすぐったくなるような、甘く、そして、まるで、のしかかってくるみたいに、おもたくるしい、熱い空気と、わたしの二の腕や、露出した肌にまとわりつくような、熱っぽい視線をかんじたので、わたしは、ちょっと、おふろでのぼせてしまったみたいに、あたまがくらくらして、意識がぼんやりとしながらも
(えっ……)
と、おもい、ふらふらと、視線をあげるとーー
<つづく>
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