【R18小説】『ガチムチ系年下サラリーマンと大衆食堂で働くポチャ系アラサー女子の恋ものがたり~12』
*桃乃の告白~(12)
***
(……どうしよう……こんなにあかるい場所で……)
と、煌々とした眩しい蛍光灯のしたで、ずっと想いをよせていた男性に、くちのなかまでなめられているとおもうと、わたしは、それだけで、あたまのなかがくらくらとして、はずかしくてたまらなくなってしまいましたが、それでも、わたしも、こうして、真鍋さんに女性として求められていることが
(ホントに、嘘みたい……)
に、とても現実とはおもえないくらい、うれしかったので、わたしは、真鍋さんの舌のうごきにとまどいながらも、それでも、なんとか、彼についていけるよう、ぎこちないながらも、彼にみちびかれるように、そのうごきに応じていると、真鍋さんと、わたしの唾液のまじわる音や、彼のせわしない息づかいをかんじているうちに、前の彼とのキスではかんじたことがないほど、カラダのおくがうずうずと疼くように熱くなりーー
《つづく》
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