【R18小説】『ガチムチ系年下サラリーマンと大衆食堂で働くポチャ系アラサー女子の恋ものがたり~28』
*桃乃の告白~(28)
***
ーーそして、ふわりと浮くように、そっと、うえにもちあがると、手の甲に、なにか、ねっとりとした、なまあたたかいものが、ふれ、そして、おしつけられるのをかんじたのでーーわたしは、おもわず
(……えっ)
と、おもい、そして、おもわず、息がとまりそうなほど、胸がどきどきするのをかんじながらも
(……ど、どうしよう)
と、おもい、とまどっていましたが、それでも、わたしの、手の甲の、うすい皮膚からつたわってくる
ーーその、まるで、あまりにも甘すぎて、おもわず、あたまのなかがくらくらとしてしまうほど、こってりとした、のどの粘膜にぺたりとはりつくような、濃厚なガトーショコラをあじわっているみたいなーー
ーーその、ねっとりとした、うっとりとしびれるような甘い感覚に、まるで、じかに、ふれられているみたいに、カラダのおくが、うずうずとうずいてたまらなくなり、ふともものおくで、なまあたたかく、とろり、としたものが、やわらかなうちももをつたい、ナイロンのストッキングのなかでむれている、ちょっぴり、よじれた、ショーツのそこのぶぶんを、ぬるぬると、はずかしいくらいに、とろとろによごしていくのをかんじたのでーー
ーーわたしは、おもわず、汗で、ぺたりとまとわりついてしまっている、スカートの裏地のなかの、うちももをぴったりととじると、ソファーのうえで、身をよじり、なんとか、おもわず、ひとりでに
(……んっ)
と、くちびるのすきまからもれてしまう声を、おしころしていましたがーー
〈つづく〉
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