【R18小説】『ガチムチ系年下サラリーマンと大衆食堂で働くポチャ系アラサー女子の恋ものがたり~18』
*桃乃の告白~(18)
ーーそして、その、おおきくて、あたたかな手が、そっと、わたしの胸のしたにふれ、そして、ゆっくりと、したから、つつみこむように、かたほうの胸をおしあげてくるのをかんじたので、わたしは、おどろきで
(びくっ……)
と、心臓が、跳ねあがるのをかんじながらも、そのおどろきと同時に、わたしの胸のつけねの、やわらかな皮膚に、ブラジャーのワイヤーが、く、と、かるく、くいこんでくるのをかんじたので、おしつけられたワイヤーに、肋骨をおされて、いっしゅん、息がつまってしまったわたしは、くるしくなり、おもわず、顔をしかめると
(う……)
と、うめき、ちいさく息をもらしてしまいましたが、すると、まだ、ドキドキと上下している、わたしの胸のうえに、なにか、おおきくて、あたたかいものが、おおいかぶさるように、そっと、ふれているのをかんじたので、わたしは
(……えっ)
と、おもい、ぎゅっととじていた、まぶたを、そろそろとあげ、ゆっくりと、視線をおろすとーー
<つづく>
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