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根暗って言われた話

今日職場の人に「いずみちゃんて根暗だよね。私、根暗の人は分かるの。」って言われたんだけど、普通に悪口だよね?そんな事言われて嬉しい人いないよね?

でもね、そうやって腹が立ったのは図星だから。    暗くてつまらない人間だってコンプレックスがあるから、自分なりにコミュニケーションの取り方に気をつけて、頑張ってたんだけどなぁ。やっぱり人から見たら私はそう映るんだってことが虚しかった。

蘇る高校時代の記憶

高校のときにも暗いって言われたことあるんだけど、いまでもそれが忘れられなくて。

学生ってスクールカーストがあるじゃないですか。陽キャでクラスの中心にいる人達が偉いみたいな。私は底辺どころかクラスの蚊帳の外ぐらいの立ち位置だなと感じていたのですが(この時点でだいぶ悲しい歴史です...笑)、やっぱり陰キャ認定を突きつけられるのは辛かった。そんな自分が情けなくて、恥ずかしくて。家族や中学までの友達にもこんなダメな自分のことは話せませんでした。

明るい人が良い。暗い人はダメ。

どう考えたって私はダメな方の人間で。こんな私といても楽しくないよねって、余計に卑屈になって消極的になって自信もなくなって。

上手くやれなくて生きづらい。どうして普通の事がこんなにままならないのって思ってました。               こんな自分は人より劣っているって、劣等感の塊。

そんな昔からのコンプレックスや自分へのネガティブな思い込みが、また強化された気がした。

ありのままの自分を受け入れる。ありのままの自分で生きたいって本気で思っていた矢先だったのに。

「あぁ、やっぱり自分はダメなんだ。」

HSP傾向がある内向的な自分も悪くないかもって思えていたのに。暗いってラベルを貼られると、それも急に価値がないものに感じる。

やっぱり他人軸だなぁ...。こんなたった一言で、自分が今まで必死に本を読んだり、自分と向き合ってきた時間が一瞬でなくなりそうになる。

客観的に見る

これまでなら自己嫌悪と自己否定して、向き合うことから逃げてただろうなって状況。いまは客観的に自分を見れている。これまで積み重ねた時間はゆっくりでも捉え方を変えてくれている。

いま悪い面にばかりフォーカスしてしまっている。他人軸でどう見られるかを気にしてしまってる。 

じゃあ、私は人に明るく見られたいの?それともどう思われようが自分が楽な関わり方をしたいの?って、考えられてる。

これが自分で選ぶってことなのかな。

自分で考えて決めて行動する。こんな当たり前の事すらやっとできるようになってきた。ほんとに遠回りしすぎたなぁ。

いままで自分を蔑ろにしててごめんね。


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