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HSP(繊細さん)気質を受け入れて大どんでん返しを起こす

おはようございます。
HSP(繊細さん)気質で美容部員をしております
はちこです。

今日はHSP(繊細さん)気質のわたしが、自分を受け入れて、今のお仕事(美容部員)に就いてからのお話をしようと思います。

みなさんは、美容部員と聞くとどんなイメージを持ちますか?

わたしがこの仕事に就くまで美容部員(化粧品販売員)に対して持っていたイメージは

・メイクが濃い
・華やか
・グイグイ販売されそう
・怖い
・性格強そう
・女性の職場だからギスギスしてそう

でした。

この仕事に就くまで、わたしは美容部員というお仕事に対してあまりいいイメージはなく、自分にできる仕事だと思ってもいませんでした。

じゃあどうして美容部員になったの?ということになると思うのですが、
わたしは今の仕事に就くまで、楽しく続けられる仕事に出会えずにいたんです。

自分で働き先を探してもあまりいい結果に繋がらなかったので、夫に良さそうなところを探してくれない?とお願いしてみたんです。

そして、ここならいいんじゃない?と夫に言われ、応募して採用していただいたのが今の会社です。

美容部員を自分でやりたいと思った訳でもなく、化粧品は好きだけどデパコスなんて買ったこともなかったわたしが、化粧品販売のお仕事に就くことになりました。

実際に入社すると、店長が言い方強めの性格で、入社1日目で思ったことは、
ここも無理かも…でした。

HSP(繊細さん)気質のわたしは、後から入ったスタッフのことを気持ちよく受け入れていない店長や先輩の空気を察していましたし、おまけにわたしは店長よりも歳上だったので、わたしはあまりよく思われていないんだな、と思う瞬間もたくさんありました。

昔のわたしだったら、周りによく思ってもらえないのは自分の責任だから、距離を縮めようと努力していたと思います。

ですが、HSP(繊細さん)気質を受け入れてから入った会社だったので、そんな中でわたしが意識したことは、
苦手な人とは距離をとる
無理に仲良くなろうとしなくていい
自分の心が心地よくなる人と話せばいい
困ったことは相談できそうな人に相談する
自分を責めない

でした。

なので、わたしに対して当たりが強いなと感じた店長とは、ほとんど話さなかったです。
店長だからと自分を低く見過ぎないようにして、無理にコミュニケーションを取ろうとはしませんでした。

そして入社して数ヶ月が経った頃、担当するメーカーを決める時期が来たのですが、わたしは1番売り上げの低いメーカーを担当することになりました。

売り上げが低いメーカーを担当すると言うことは、接客に入る回数が少なく、個人の売り上げも低くなります。
なので、売り上げの低いメーカーに担当につくことをみんなは好みませんでした。

そんな時に選ばれやすいのがHSP(繊細さん)。
誰もやってくれないからお願いできない?とか言われやすい。

売り上げの大きいメーカー担当はキラキラして見えていいなぁと思う気持ちもありましたが、自分に与えられたことを受け入れて、売り上げの低いメーカーをわたしは一人で担当することになりました。


ひとりひとりのお客様に丁寧に対応して、コツコツ毎日過ごしていたら、わたしに会いに来てくださるお客様がどんどん増えて、気付いたらわたしは、指名率ナンバーワンスタッフになっていました。


「どうしてそんなに売り上げをあげられたの?」
「お客様がまた来てもらえる様になにをしているの?」
と聞かれる様にもなりました。

わたしが担当メーカーの売り上げを上げたのも、お客様を増やせたのも、これと言ってすごいことはなく、わたしは自分にできることをただただ地道にやってきただけなんです。

HSP(繊細さん)気質のひとは、人の気持ちを察したり、その人の本心などを察する力があります。

わたしは、目の前のお客様がどんな対応を求めていて、どんな商品を求めていているか、お客様の口に出さない意見も想像して汲み取って、丁寧にお話しを聞いてご提案する。

そうやってわたしがごく自然にやっていたことが、いつしか自分の仕事の楽しさや周りの信頼に繋がりました。

そして今も、たくさんのお客様に恵まれた楽しい毎日を送っています。


きっと、HSP(繊細さん)気質で、なかなかしっくり来る日常が送れず、こんなに疲れやすい自分になにができるんだろうとか、いろいろ気にし過ぎる性格が苦しいとか、自分が楽しく働けるところなんてないのかもしれないと思ってしまう方もいると思います。


わたし一人のただの体験談かもしれないですが、HSP(繊細さん)気質でも、自分を受け入れることができれば、輝ける場所は必ずあるよとお伝えしたいです。

ひとりひとりできることは違いますし、HSP(繊細さん)気質の方でもそれぞれに、できることは違うと思います。

どんなHSP(繊細さん)でも、いつも自分を大切に扱うことを忘れなければ、強みを活かして楽に楽しく働くことはきっと叶います。



今日もこれからお仕事行って来ます。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
またお会いしましょうね。

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