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【旅レポ】 健康と学び。 【足尾銅山】

 ライフイズジャーニー!ふわりです!
2023年が終わり、ついに新年を迎えました。
僕は少しずつ任せてもらえる仕事が増えていき、忙しくも充実した年だったと思います。
皆さんはどんな1年でしたか。
そしてこれからの1年はどう過ごしていきたいですか。

 小さな目標がひとつでもあれば、それに向かって動こうとする自分になれます。
僕は今年も色々な土地に足を運んで、様々なものを目で見て、多様な考え方を養っていきたい。

 さて、ふわり旅レポ2024年の最初を飾るのは、栃木県日光市にある足尾銅山です!

 ではでは、レッツゴー!!!

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 足尾バイパスをグングン上っていって左手に現れる赤い橋を渡ると、ハイ到着!足尾銅山!こんぬづわ!こんぬづわ!

さあ!出発じゃ

 かつて「日本一の鉱都」と呼ばれ、大いに栄えた足尾銅山。なんと400年もの歴史があります。

 始まりは1610年(慶長15年)に備前楯山びぜんたてやまで銅が取れたこと。
そのあとの1877年(明治10年)に最新の技術や設備により急速な発展をしたこと。

このふたつが足尾銅山を日本一までにしたターニングポイントというやつですね。

 余談ですが、世界遺産登録を目指しているみたいです。頑張れ日光市!

標高617m

 冬の足尾銅山は寒いかと思って、ウルトラヒートテックの上に裏起毛の服で行ったらアッツイのなんの・・・。

 ていうかAbove the sea海の上ってどういうこと?

チケット売り場

 建物の後ろに見えるのが最初に言った赤い橋です。立派すぎ!ほんでもってめっちゃ綺麗なのは手入れが行き届いてるかなのか、最近できたからなのか。

矢印に沿って進む

 チケット購入後、矢印に向かって歩いていきます。こういう簡易すぎる道案内が一番わかりやすい。

 運転してる時にさ、たまに訳のわからない方向を指してる道路標識と出くわすことあるよね?ね?かえって事故起こすやんコレェ!みたいな標識あるよね?ね?・・・えっ、僕が運転下手なだけ?

トロッコ乗り場

 矢印の先にあったのはトロッコ列車の乗り場。ここでスタッフのオジサンが2人待ち構えてまして、僕はオジサンに言われるがままトロッコの先頭に乗車。

 僕を含めて計6人という少ない利用客。
ちなみに乗ってるときの写真を撮影し忘れたので、降りてからのトロッコ写真が次の写真。

トロッコ

 可愛いよね、このデザイン。
ガッコンガッコン言うし、キィィィ言うけども可愛いよね、トロッコ。

 何かに似てるよなぁ・・・と思って見てたんですけど、カラーリングがミニオンでした。だから可愛いのか。
走ってる時にバーナーナーって聞こえてくる日が来ることを楽しみに余生を過ごします。

この先、1200キロ以上の坑道が続きます

 直線距離換算すると東京から鹿児島くらい。
実際はそんなことなくて、直線は6.5kmほど。
山の中を上下左右あっちこっち掘った距離を全部足すと1200kmみたいです。

 たぶんそんな感じの内容が写真右に書かれてたと思うんだけど、白飛びしてますね。僕の写真のセンスの無さはプライスレス。

坑道を進む

 銅山の中は濡れてます。しとしとぴっちゃん、しとぴっちゃん、しとぴーっちゃん。(子連れ狼)

 ちなみにトロッコを降りた瞬間にゴールみたいな雰囲気出てて、6人全員が「えっ?終わり?」って思ったに違いない。

 銅山に入る前、あんなに分かりやすかった矢印がここにきて分かりにくい。それもご愛嬌。「えっ?あっ・・・てるよね?」と思いながらも先陣切って進むと、残りの5名も着いてきてくれたので、今回の冒険はふわりがリーダーで構わないよな?

坑道を進む②

 スマホで撮ると勝手に明るく撮れてしまうので、ここからはリアリティを重視して、一眼レフでの写真。

江戸時代の坑夫

 削岩機とか出来る前までは、ノミと金槌でカッチンカッチンやっていたとか凄すぎます。肉体労働の極みですよ。

 道なりに行くと、歴史も少しずつ進んで行く様が見れます。
最初は江戸時代の坑夫だったのが、明治時代、大正時代、昭和時代へ。

ひょこっと顔を出す人形

 歩いてると突然見えてくるので、正直ビビります。
人形の造形がリアルなので人かと思うやんけ!

 ちなみに定期的にボタンがあるので、それを押すと当時の会話が流れます。
その会話の内容がまたリアルで笑っちゃうんですが、江戸時代の坑夫は「あの役人やっちまうか」的な感じ。

休憩中の坑夫

 昭和時代の坑夫は「上司がうるせえ」「仕事めんどくせえ」的な感じで、現代と何ら変わりない。

 ・・・すんまへん、盗み聞きするつもりは無かったんです。お仕事お疲れさまです。ゆっくりご飯食べながら愚痴ってくだせえ。

はたらく坑夫

 当然、愚痴だけでなく仕事の話しをしてる坑夫も居ます。

 そういえば全然触れなかったんですが、江戸時代の坑道はかがまないと進めなくて、現代に近づくにつれて広くなっていきます。
こういうところでも技術を取り入れてから作業のしやすさが改善されてきたってことがわかるんだけど・・・。

 削岩機から出る粉塵を吸いすぎて肺疾患になる坑夫が多数いたみたいです。
どんなに良い技術を取り入れても、はたらく環境を良くしないとね。

まもなくゴール

 触れるべきところはたくさんあったし、6人しかいなかったのでゆっくり見れたのは間違いないんだけど「ふむふむ、へぇ〜。大変だったんやな・・・」という感心に頭が持っていかれて銅山の中の写真少ないというオチ。(ふわりってやつは毎回学ばねえな!?)

削岩機

 坑道を抜けると削岩機がありました。
実際に触ることが出来るのでやってみましたが、音がデカいのでなんか恥ずかしくなっちゃって、早く止まってくれねえか!?と思うふわりさんでした。

 僕の後にカップルがやってるのを見て、なんかちょっと安心。

銅もありがとう。また銅ぞ↑

 ほう・・・これは最後の最後でニヤッとさせてくれるじゃあないか。銅山ギャグですな。

 この先を抜けると様々な石が売ってました。
何か買おうかなと思ったんですが、グイグイ来るお店の方に圧倒されて逆に何も買わないという結果に。僕はそういうタイプの人間です、はい。

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 というわけで足尾銅山を満喫したふわりでした。

 歴史を学ぶのは面白い。歴史に触れるのは面白い。
 今は閉山してしまってますが、変わらず銅は取れるみたいです。ただ、コスト面で採算が取れないから今は観光地になってるとのこと。

 1円玉以外の硬貨には銅が含まれてるし、照明器具を付けるためには銅が必要。調理器具もそうだし、ウィルスをやっつけるための抗菌にも銅を使ってる。当然、スマホやパソコンにも。

 人が豊かに生活するには、欠かせない銅。
そんな認識を持つことなく生活してましたが、改めて人は色々なマテリアルに囲まれて今の豊かな生活が出来ているんだな、と。

 大人になってから学ぶのは全然遅くないし、むしろ楽しい。次は銀山・金山でも行ってみようか。

 2024年は健康と学びの年にしようと思ったふわりさんでした。

おしまいっ

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