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【旅レポ】 10のことまでは伝えられないけど。 【息栖神社】
おいすー!ふわりです!
今回は茨城県神栖市にある「息栖神社」へと参拝したので、記事にします。
ここは鹿島神宮の武甕槌大神と、香取神宮の経津主大神の2人を東国まで道案内をした久那斗神を御祭神としています。
ご利益は厄除招福・交通安全になります。
ではでは、レッツゴー!!!
・・・
さて、まず息栖神社とは東国三社の1つになります。
東国三社とは、鹿島神宮・香取神宮・息栖神社の三社の総称。
ということは、ふわりさんの記事を読んでくださってる人のなかには納得してくれた人がいたかもしれません。
鹿島神宮の旅レポ・香取神宮の旅レポの記事を出してたから今回は息栖神社の記事なんだな!!!と。(アタリダヨ!)
ってなわけで、まずは一の鳥居。
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境内での参拝を目的で来ている人はスルーしがちの一の鳥居。
この鳥居の両隣に井戸があって、下から泉が湧き出てるそう。
湧き出る泉のことを忍潮井と呼ぶみたいなんですが、周辺がまだ海だった頃に潮の中から清水が湧き出てるさまから名付けられたとか。
潮の中で湧き出る泉を見つけた人がすげえですぅ・・・。
二つある井戸にはそれぞれ名前が付いてます。
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この中には、銚子の形をした男瓶があります。所謂、お酒を注ぐあの徳利の形です。
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こちらは土器の形をした女瓶があります。
男瓶より鳥居も小ぶり。やーん、カワユイ。
どちらも晴れた日の澄んだ水であれば中が見えるらしく、中が見れた人には幸運が舞い込むなんて謂れもあります。
あいにくの雨でしたけど、中を見ることができました。
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・・・ちょっと余談が入っちゃうんですが、神栖の忍潮井・伊勢(三重県)の明星井・伏見(京都府)の直井の3つで、日本三霊泉と呼ばれるらしい。
ふわりさんはこういうのすぐ気になって調べるんですが、伊勢の明星井はありました。
ただ、伏見の直井が見つからなかったので、ムムム・・・とさらに調べると、なんと。
伏見の史書には直井という井戸の存在は載ってない。(って、えぇ!?)
ただし、江戸時代に伏見七井という7つの名水があって、その中でもとりわけ高名な名水が、御香宮神社にある岩井という井戸から湧き出る泉だったみたいです。
もしかしたら、直井は【岩井】のことを指していた可能性・・・とか推測してみる。
だからなんていうかさ、歴史というのは微妙な勘違い、見間違え、聞き間違え、話し手側と聞き手側の考え方の相違でほんの僅かに変わってしまうことっていうのはあると思うんですわ。
だって、僕らも「伝えたいことと違う捉え方されてしまった」なんて経験は誰しもあるでしょ?
歴史にケチは付けず、可能性を考える。それが楽しいってもんでさァ!
ちなみに、神栖神社のホームページには日本三霊泉とは書かれてません。観光協会がやらかした説を僕は唱えていきたい。
話しが逸れるのが僕の悪い癖ですが、戻します。(まだ境内の中にも入ってねえぞ!)
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うーん、立派!
鳥居には大きく分けて2種類が存在してるんですが、地から鳥居がぐんっと建てられてるのが神明系。地に土台があって、その上に鳥居が建てられてるのを明神系の鳥居と呼びます。あんまり広がると話し長くなるので、割愛。
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鳥居をくぐるとまず左手に出てくるのは小さな稲荷神社。
写真で伝わらないのがもの悲しいんですが、なんというかちょっとしたジブリ感っていうのか。僕に語彙力があれば上手く伝えられるはずなんですが、ここは目で見てもらった方がわかります。
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稲荷神社に入ると、七福神の一神、大黒天様がお猿さんとコラボしているのを発見。お猿さんの手のあたりに、鶴と亀までいるのがわかるかな。
この構図にどういう意味が込められているのかは不明だったけど、カワユイからオッケー!
さ、元の道に戻りますぞ。
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手を洗おうと近付いたら、花が敷き詰められていました。はえ〜寒色系のお花でより涼しく感じられますわな。こちらもカワユイ!
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いよいよ神門を抜けていきます。
鹿島神宮・香取神宮に比べたら遥かに小さい神社なので、道のりは極めて短し。
しかしながら立派な灯籠がたくさん建ってましたでぇ!
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神門を抜けてすぐ左手に力石、松尾芭蕉の句碑がありました。
ででーん!ここでお前ってやつはいつもそうだよな!?発動します。
この囲いの手前に御衣黄があったんですが、写真撮り忘れました。緑色の桜です。もちろん6月の終わりなので花は咲いてなかったけど・・・。次は撮る。絶対にだ。
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鹿島神宮・香取神宮には要石がありましたが、息栖神社は力石。
昔の若者たちが社の中で力比べに使った石だそうで。
今の時代は便利な世の中になってしまったが故に、自然のものを使った遊びは無くなりつつあるけど、力石は先祖たちの青春時代が詰まった石なのです。
僕は10段階で言うところの4くらいのパワーしか待ち合わせていないので、重いものは持ち上げられねえっす!
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この里は 気吹戸主の 風寒し
意味するところは【この地に身をひたしていると、身も心も洗い清められ、何の迷いも曇りもなくなり、体の中を風が吹き抜けるほど透き通って寒くなるくらいだ。】
みたいなことが看板に書いてあったような・・・。
五七五でここまで表現できるのが俳聖こと松尾芭蕉です。
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6月の最後ということで、夏越の大祓え。
ここもしっかりとした茅の輪がありました。
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茅の輪を越えると、ついに拝殿です。
お賽銭を入れて、2回お辞儀をして、2回大きく拍手。最後に1礼。
宝くじが当たりますように・・・。
なーんてゲスいお願いごとなんてしたらダメです。伝えることは感謝の気持ちです。願うなら自分ではなく誰かのことを願いましょう。
さて拝殿の右側には、息栖神社ゆかりの歌が刻まれた歌碑が建てられています。
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単に僕の勉強不足なだけですが、松尾芭蕉より古い方々の歌碑。読むのは出来るけど、読み解くのは出来ませんでした。やーい、ばーかばーか。
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オガタマの木です。
幸運をもたらす樹の代表格らしいです。近寄ってパワー吸い取りました。
ちなみに、一円玉の裏の樹がオガタマの木だそうです。これでまた1コ賢くなったな!!
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こちらはナギの木。
幸せを呼ぶ観葉植物として人気ありますよね。
全てが円満に収まるように。という意味があるんだって。
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元陸軍軍人の経歴を持ち合わせる三笠宮祟仁親王の参拝記念植樹。
昭和五年七月ってことは、93年前ですぞ・・・。
そして、後ろに見切れてるしめ縄がされている木が写っていますが、そう。
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夫婦杉と呼ばれる2本の御神木です。約1000年前からこの地に根を張ってるって思うと、凄まじさを感じます。いつも思うけど、カメラに収まり切らないよぉ!!!
ここでも御朱印を頂いて、さて帰ろうと元来た道を歩いていると、先ほど通り抜けた神門で、ちょっとした気付きがありました。
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なんか、猫っぽく見えやしないかい!?
たまたまそう見えるだけだと思うけど、もう僕はそれにしか見えない・・・。
もっと言うと、猫がスキージャンプしてるみたいなね。
かーらーのー。
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にゃおーーーん。最後は本物の猫と遭遇。
めっちゃだらしない格好でリラックスモード全開でした。カワユイ!!!
触りたい気持ちと葛藤して、触るのやめました。怖がられたらショック受けちゃうくらいメンタルが豆腐なのである・・・。
こんな感じで息栖神社を満喫したふわりさんなのだった。
* * *
最後に、いつも通りのタイトル回収です。
記事の序盤に出てきた「伝えたいことと違う捉え方されてしまった」なんてこと誰でも経験があるはず。
言葉にして伝えるのは簡単でも、言葉の真意まで伝えるのは難しい。
分かりやすく、丁寧に、なんて心掛けても違うように受け取られてしまったり。
どんなに綺麗な言葉でも、声に乗った感情に「面倒くさい」「嫌だな」が乗ってしまえば、きっとそれは良い言葉ではなくなると思うんです。
悪い印象の言葉はわかりやすくて、良い印象の言葉は怪しくて。人は自分を守るために疑うことを辞めない。だから伝えるって難しい。
そんなつもりはなくても、悪い印象になってしまった言葉というのは一人歩きして、誰かを傷つけて、自分自身まで傷つける。
それでも最後まで諦めないで真意を伝えようとすれば、言葉に宿った魂が人の心を開いてくれる。なんて思ったりもします。
僕は話すのは好きですが、喋りがうまいとは思っていません。どちらかと言えば、文字でのやり取りが好きです。
文字に気持ちを乗せるのは声にするより難しいけど、この人は「楽しんで生きている」ということが分かってもらえたらそれで満足です。
![](https://assets.st-note.com/img/1688215182114-ulzXgmWavz.jpg?width=800)
我が家のにゃんこへ献上いたします。