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和製英語ってどうやって生まれるんだろうと思っていたら、それが生まれる時代に立ち会ってしまった。コロナ関連の単語はその多くが和製英語だと思うが、とくに違和感を感じたのは「ソーシャルディスタンス」である。別に英語がペラペラだというわけではないが、普通に訳せば「社会的距離」となる。社会的、というのはどちらかというと人間の精神に関連する言葉のように感じられるので、最初聞いたときは「他人と心を通わせずに孤独に生きていき
「和製英語」けっち
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ここ数年英語を勉強しているのですが、英語を勉強すればするほど、「発音」への意識が高まってきます。先日もシティーの発音について、面白い話を聞きました。
それは、僕たちが当たり前な顔をして連発連呼している「シティー」という単語。これが、英語のネイティブが聞いたら
「クソっぽい」
という意味にしか聞こえないそうです。僕らが本来言いたい「都市」の発音は、スィティ。なんだ、シティーもスイティも変わらないじゃ
「ポン酢」けっち
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ポン酢というのは、昔からちょっと違和感をかんじる調味料でした。学年に1人くらいいた金髪のハーフの同級生みたいなかんじです……という例えは、この時代には不味いかもしれませんが、ポン酢という、醤油のような酢のような、それでいて麺つゆ的な万能性もあるハイブリッドな調味料であるポン酢を、日本語も外国語もペラペラ話せて、おまけに美男美女が多いハーフにたとえるのは、そんなに失礼なことでもないと思います。
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掃除道具の代表格として扱われがちなモップだが、家で使った記憶はない。学校で使った記憶しかないのは私だけではないだろう。広い床を一気に拭くことができるけれど、収納に場所をとるし、使った後にモップ自体を綺麗にしなければならないしで、面倒といえば面倒な掃除道具だと今なら思う。しかし、学校の掃除時間においては、モップは「掃除当番カースト制度」において常に上位に君臨していた。
他には上から、上拭き、黒板、ほうき、雑巾
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先日、うちのアパートの向かいに新築の一軒家が建ちまして、それまで入ったり出たりしていた工事や内装業者が撤収した翌日あたりに新居の入居者が引っ越してきました。その引越しもかなり慌ただしかったようで、家のまわりにスケボーや自転車や引越しで出たゴミが積み重ねられていてお世辞にもきれいとは言えません。新居の車は二台あって、一台はベンツ、もう一台は、普通のセダンなのですが、ガレージがギリギリのスペースなのもあって、せっか
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人生で何度か引越しを経験しているけれど、荷物がどんどん段ボールに片付けられていく時の感覚や、古い家を最後に出ていくときの心情、新しい家に踏み入れるときのワクワクした気持ち…どれも好きだ。
今の家に来る時は長距離だったので引越し業者にお願いしたけれど、市内で引越しをするときは自分たちの車で少しずつ荷物を運んだ。まだ大学を出たばかりで、2人とも若かったからか、結構無茶をした気がする。さすがに冷蔵庫なんかの大物は
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私が通っていた高校は「生徒の靴はスニーカー」と決まっていたので、3年間でいろいろなスニーカーを履いた。当時はナイキ全盛期で、エアマックスが流行り出したのもこの頃だ。私はごついスニーカーがあまり好きではなくて、コンバースばかり履いていた。たまにプーマとか。だから、スニーカーといえばキャンバス地で、ゴム底がちょっと重くて、ヒールがないから歩きやすいといえば歩きやすいけど、フラットなバレエシューズやローファー
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子供のころは靴といえばスニーカーのことでした。なので、スニーカーという名前があるなんて僕はずいぶん大きくなるまえでしらなかったはずです。靴といえばスニーカーで、それが防水の長い靴が長靴。革でつくったのが革靴。なにもつかないただの靴=スニーカーでした。
いつの頃からか、靴といえば革靴になってしまって、スニーカーはスニーカーになってしまいました。変な話ですね。そして、高級レストランにはスニーカーが禁止されて
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物心がついた時から、食事は1日3食きっちり食べる。多少時間がずれたとしても、3食食べないとお腹が空く。逆に、3食以上食べるとなると、それなりに言い訳というか言い分というか、理由が必要だ。つまり、夜食を食べるときは食べてもいいだけの理由ー例えば勉強をするとか、今日は全然眠くなくてあと2時間は余裕で起きているとか、今日のごはんは軽めだったからとか、理由を探す。誰にいうわけでもないのに。
私
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夜食っておいしいですよね。夜食のおいしさってなぜなんだろう、といま考えていて、それはきっと背徳の味だからじゃないだろうか、と思いました。たとえば昼寝、昼酒。夜は毎日人間寝ているものですが、それを昼間に寝るだけで、なんだかものすごく贅沢な睡眠時間な気がしますし、昼間からお酒を飲むときの「やっちゃいけない」けれども、そこを飲んでしまうとき、ちょっと格別なおいしさがあります。もちろん、それが常習してい
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ちょっと前、ツイッターだか何かでポテサラ騒動が起こっていた。「ポテトサラダぐらいつくれ」と男性が女性に言ったということに対して非難の嵐が巻き起こっていたが、その是非はともかくとして、世の中には「結構手間がかかっているのにあまりそうは見えない料理」と、「そんなに手間はかかってないけど凝って見える料理」というのがある。私が思う前者は、ポテトサラダをはじめ、刺身や焼きナス、オムライスなんかがそうだ。
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世界の七不思議とは言わずとも日本の10不思議に入ってもおかしくないのは、卵料理の値段についてだと僕は思っています。スーパーの特売で、だいたい1パック10個で100円の卵。いまの時代、1個10円で買えるものは限られていますよね。卵の栄養価、卵の使い道の豊富さを考えると、これが10円で買える平和な日本……。
その卵を3個つかって、卵やきをつくります。すると、30円+ガス代+人件費。なんと、それで安いところ
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今週になって、何やら一気に寒くなった。
去年、積雪地帯を脱出し、ようやく雪とは無縁の生活になった…とほっとしていたのに、今日は起きてみるとカーテンの隙間から何やら明るい光が漏れてきている。布団の中で、「あぁ…これは雪が降った時の明るさだな」と諦めながら外をみると、やっぱり雪が積もっている。といっても、道路の雪はもう溶け、屋根にうっすらと残っている程度だった。スノータイヤに変えていない私は、ほっとしても