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【死とお金】に直面したこと 祖父母篇(Amazonアソシエイト審査中)

 自己紹介の中で「死とお金」に直接関わる機会が幾度かありました。
「死」とは、家族の死です。
これまで家族の死を4人、見届けてきました。
祖父・祖母・母・父です。
とはいえ、アラフィフの私には父母の死は些か早いようにも感じます。




a.最初の死ー 祖父


 祖父の死は、中学入学直前でした。
祖父とは同居していませんでしたが、祖父の遺体はなぜか、実家に安置されました。理由は、父がこの家での長男だったからです。
 同居していない理由は割愛しますが、祖父の死は、祖母や父、父のきょうだいに暗い影を落とすことになりました。
そして、ここで初めての「遺産相続」が発生しました。

 この祖父の死によって、父ときょうだい間で様々な憶測や感情が交錯し、親族間で亀裂が入りました。
こどもである私たちにも波紋が及び、今まで仲良かった従妹たちとも疎遠なっていきました。



b.二番目の死ー 祖母


 祖母は、突然自宅で倒れ意識不明となりその後回復したが、脳梗塞からくる左半身不随で寝たきりとなりました。
自宅介護生活を約8年半過ごしました。
 当時はまだ介護保険制度がありませんので、自治体の補助と個人負担で賄っていました。介護は、主に母と祖母の娘(私の叔母)が見ていました。
当初は自宅介護はとても大変でしたが、半年経過したあたりからペースがわかってきて、母も半日はパートを再開したり、叔母と交代してもらい旅行に出かけたりするなどしていました。
 「自宅介護は大変」は強烈な印象ですが、それは介護される側の病状や性格にもよる部分も大きいと思います。
 ただ、現代では核家族化や共働き、フルタイム勤務の世帯が増えていますので自宅介護の難しさは当然にあると思います。

 それでも、祖母の死期は訪れます。亡くなる直前に入院し、病院で息を引き取りました。
 連絡を受けた私も病院に駆け付け、最期の祖母の顔や息遣いを見守るのを鮮明に記憶に残っています。
祖母の死による相続は特にありませんでした。それでも、祖父の死とは違う、また別の意味で父のきょうだい間で感情が起き上がったのを感じました。


 

 

c.祖父母の死が意味するもの


 孫(=私)からみた祖父母の死は、一世代前の人です。
そして、相続関係からみても祖父母と孫の間には、必ず父母が入りますので、直系尊属としてはやや遠い存在です。
 やはり、祖父母の死はぼんやりと遠く感じていて直接関わってくる可能性は低いものと思います。
さらに、核家族化している現代では、祖父母の「死に際」に対面する機会も少ないと思います。

 私にとって、祖父母の死は私にとってはこれまでの親族、親戚付き合いが
急変しました。ほぼ、親族間の付き合いがなくなりました。
 とりわけ祖父の死以降、それが顕著に現れました。
年齢の近い従妹と会うこともなく、近況も”噂”で耳にする程度です。
私には従妹との思い出は、13歳以降全くありません。

それでも、親、親のきょうだい間の冠婚葬祭では表面的に「親族」の仮面を被り、その一時の親族の様子や言動をみていると、「血」だけが繋がった関係なんぞ、自分の代では一切関わらない方が賢明かと思うようにもなりました。

 この「血の繋がり」の関係は切っても切れきれない、かなり厄介だと思います。しかし、そこに執着する必要はありません。
 人にもよりますが、この関係を継続をしているといずれどこかで不都合な事案を運んでくる恐れもあります。

 これからの時代、そんな関係を維持するほうが無用になってくると思います。


#祖父母

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