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ブレない軸が仕事獲得の近道

個人事業主でも必須の時代になりつつあるコンセプトの明文化
ここを決めて自ら腹落ちし、周りにも伝えていくことで共感が生まれます。
共感から信頼関係に発展し、相談しやすい雰囲気ができていく。
その結果、仕事に繋がりやすくなります。

お客様はこちらが「何ができるか」に関心はありません。
「どんな想いでどのような貢献をしようとしているか」に共感が集まるからです。
そして、自分が抱えているお困りごとを解決できる人と思ったら仕事を依頼します。

コンセプトといえば、企業理念やクレドといった組織の哲学として捉えられてきました。
目的・目標の達成には同じ方向を向いて進んでいく基準が必要だから。
それが、組織を集団ではなくチームという強いもにに変えていく基盤だと思います。

ただし、経営理念を持っていない企業もまだまだ多いです。
たとえ持っていてもそれは形式だけで、社内に浸透しているとは言えない状況が圧倒的でしょう。

逆に、知名度の高い企業で理念が浸透しているのは、
リッツ・カールトン
スターバックス
京セラ
JAL
リクルート など
共通点は、いずれも高い実績を保っていること。
規模が大きいため内部での共有化が難しい大企業より中小企業のほうがやさしいのですが、そこに焦点を当てている会社もまだ少ないですね。

それがなぜ、個人事業主に波及するのか。
一つには、兼業や副業が増えたことが原因だと捉えています。
複数のことをしている人は、本業に集中できない何らかの理由があります。
しかし、副業も中途半端な姿勢では顧客獲得が難しい時代。
目的や目標に向かうためにはやり方だけでは迷路に入り込む可能性が…。
そこに気づかせてくれるあり方という根っこがないと、自分のブレない軸を持っていないと流されてしまう。

そんな思いから、個人がクレドという自分のミッション・ビジョン・バリューを作成しようとする動きになっている気がします。
あくまでも自分の周りの動きですが、Twitter(X)から作成支援の依頼が来るようになりました。

次回は、じゃあ、どのようにクレドをつくっていくのかについて具体的にお伝えしたいと思います。

最期までお読みいただき有難うございます! これからも【人としてのあり方とやり方としての戦略】に特化して情報発信していきます。 記事内容向上のためにも感想等をいただければ嬉しいです!