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心の病で悩んだけど、日向坂46の影山優佳に2秒で救われた話

あけましておめでとうございます。

かなり久しぶりの更新になってしまいました。

今回は、いつも書いているサッカーの話ではなく昨年の12月25日に行われたひなくり2021(日向坂46のライブ)について書きます。

ひなくりのレビュー記事ではなく、2021年の自分なりの経験談が多いものなので、おひさま(日向坂46のファンの愛称)にとっては少し物足りないかもしれません。

結論を先に言ってしまえば、タイトルにある通り推しメンである日向坂46の影山優佳さんにレス(ライブなどで個別に反応をもらうこと)をもらったというだけの単純な話のみです。

この記事はレスをもらうまでに至るライブ参戦過程について書いたものです。私のことを昔から知っている人はもちろん、初めて私のことを知るであろうおひさまの方にも分かりやすいように自己紹介も考えました。

どうしてもTwitterの140文字という限られた文章でもなく、Facebookの友達限定で感想を公開するでもなく、あえて様々な人の目に留まるnoteという形で残そうと思いました。

途中、このnoteを公開するか迷いました。

でも、書くことで去年あったできごとを整理し、自分なりに消化しようと決意して帰りの新幹線の中や帰省後などでパソコンと時にはスマホと向き合いながら書きました。そのため、クリスマスからだいぶ遅れ節分近くまでになってしまいました。

「自己満な記事でおもんない」というような感想を持たれるのを覚悟して広く自分のことを知ってもらいたいという思いもあり、思いきって公開します。

長文なので、お時間ある時に良かったら読んでもらえると嬉しいです。

参戦を決意した理由

まず、ひなくりに行こうと思ったそのきっかけから話を進めたいと思います。

ひなくりに行こうと思ったのは自身の体調と母親の怪我があったからです。

【体調不良で1年を棒に振った話】

まず、体調のことについて。

この記事でも書いている通り、今年の2月にうつ病と診断されました。

記事を読んでいない人のために簡単に言えば、職場でパワハラを受けうつ病と診断され、退職したというお話をこの記事で書きました。

特に6〜8月は「ちょっとしんどいな」という時があり、家で寝ていることが多かったです。

現在も稀に腹痛がしますが、徐々に回復してます。(こういう書き方をしていると心配する人がいるかも知れませんが、現在は1人で関西地方から幕張メッセまで行けるまでに回復しているので、どうか心配しないでもらえると嬉しいです)

【母親が骨折したため】
そして、母親の怪我のことについて。

母親は今年の2月頃に足を骨折しました。

買い物途中に自転車で転げたらしく完治まで約2ヵ月かかりました。現在も杖をつきながら生活していて買い物に行くのも大変な生活をしています。

当たり前の話ですが、いずれ人は死にます。死ぬときに「あの時、行ってればよかったな」と後悔するだろうなと思いました。

【ひなくり参戦への思い】

自分の病気と母親の自己の怪我でそれを一番体感した年でした。

今挙げたような2つの理由があったので、「死ぬときに後悔したくないし、自分のからだが健康なときに色んな場所に行こう」と思ったので、ひなくり参戦を決意しました。

人生初の音楽ライブへの不安

決意はしたものの、音楽のライブ自体初めての経験で少し不安でした。

さらに、前日にマナー違反のファンのことがツイートされていたので、ちょっと心配でした。

でも、25日のライブでは自分が座った席は女性が左に4名いて右に男性1名いました。ルールに反した行動をとっていることもなかったので、楽しい時間を過ごせました。

マナーの良い方で良かったです。

忘れられない2秒間

影山 優佳ってどんな人?

自分の中でのライブ一番のピークはタイトルにもあるようにやっぱり影山優佳さんが自分の席に最も近づいた瞬間です。

影山優佳さんを知らない人もいると思うので、簡単に紹介しておきます。

影山さんはサッカー審判4級の資格を持っているくらいサッカーのことに詳しい日向坂のメンバーで今年サッカー関連のお仕事が増えました。

最近の活躍でいえば、Jリーグアウォーズ(Jリーグの年間表彰式)のMCもなされていました。

時が止まったような2秒間

影山さんが最も自分の席に近づいたのはライブの中盤辺りの『ホントの時間』という楽曲のときでした。この曲では電車のトロッコみたいな乗り物に乗って会場を回ってました。メンバー全員がトロッコに乗っていました。

楽曲が始まった時、「えっ、こっち来るんじゃない?」と後のファンの方が呟いたのが聞こえました。

と同時に、自分の周りのおひさまたちが推しメンタオルを掲げて始めました。

左隣の女性の方は丹生明里さんの名前の入った推しメンタオル、右隣の男性は齊藤京子さんの名前が入った推しメンタオルを掲げていました。

さらに辺りを見回すと、推しメンタオルを掲げるのではなくスケッチブックになにやらメッセージを書いてアピールする人や自分のことを認知してもらいたいのかジャンプする人、ペンライト振っている人、手を必死で振って何とか自分の存在をアピールする人がいました。

様々で思い思いにアピールするおひさまがいる中、「えっ?!そんな急に来るの?」と怖気付きました。

咄嗟のことでどうしたらどうアピールしたら良いのか分からず「こんなことになるんだったら彼女が好きなサッカーのユニフォームで来た方がアピールになったんじゃなかったのか?何でこんな黒尽くめの格好できたんだろう…」と一瞬頭をよぎり天を仰ぎそうになりましたが、時すでに遅し。

数秒の僅かな時間で考えた結果、「タオルを自分の胸辺りで揺らしてアピールするしかない!」それしか思い付かなかったので、トライしてみました。

その時に掲げたタオル

黄色い歓声に包まれながら徐々に徐々に近づく電車のトロッコに乗ったメンバーたち。テレビで見てたアイドルが歌いながら近づいてくる…

高鳴る鼓動と手汗。

手を振るアイドルたちとファンの間の中にいる自分。

熱狂の渦の中で挟まれてまるでサンドウィッチのパンとパンの間にあるハムみたいな感覚でした。

「こりゃ無理かな…」と半ば諦めかけたその時、推しメンタオルに気が付いたのか影山さんが手を振ってくれて一瞬目が合いました。

時間にして2秒。自分の座席から電車のトロッコまで距離にしておよそ3メートルくらい。

その一瞬、時が止まりました。

『ホントの時間』の中でこんな歌詞があります。

ホントの時間はどれだけ進んでたのか?
時計なんか信用しない
君と過ごす時だけ時空が歪むよ
あっという間に過ぎる

日向坂46『ホントの時間』より引用

歌詞通りであっという間に時間が過ぎました。

よく、アイドルのファン同士の話で出てくるような「絶体、自分のことを見てたよ~」という話の通りで「まさか自分が同じ立場になるとは…」と感じました。

レスをもらったあと、不思議な感覚だったのを覚えてます。

その後、いろんな曲を披露していましたが、しばらくあの2秒間が忘れずにボーッとステージを眺めてあっという間に2時間のライブが終了しました。

(その後も日向坂の知ってる曲も知らない曲も印象に残ったMCも全部書きたい気持ちはありますが、ここでは割愛します)

ライブ後


ホテルに帰った後に配信ライブ見直しました。

「さっきまであの場所に自分がいたんだ…」と不思議な感覚がしました。

後日、帰宅後に再度配信された映像を確認すると自分にレスが貰えた瞬間らしきシーンがほんの数秒映っていて、それも興奮しました。

「素敵なクリスマスを過ごせたな」と感じながら人生初めての音楽ライブは終わりました。

悔いが残らないようにという気持ちで行ったライブで今年の病気のことなどの嫌なことが少し和らいだような気がしました。

そして、「アイドルってすごいな」と感じてサッカーとは違う感動を与えられる存在なのだと実感しました。

東京ドーム決定

東京ドームまでのカウントダウン(公式ホームページから引用)

アンコールの後には3月に東京ドームでのライブ開催が発表されました。

日向坂46のメンバーの皆さんならびにおひさまの皆様、改めて東京ドームでの開催決定おめでとうございます。

自分は日向坂と関わりだしてから丸々3年も応援してなかったように思いますし、あんまり時間も経ってないのですが、開催決定の報告には少し感動しました。

もし、現地に参加することになって自分と関わりたいと思ってくださる方がいると嬉しいなぁと思います。

コロナが終息して約束の彼の地でライブができることを祈ってます。

後悔のない旅行を目指して

ひなくりが行われた幕張メッセ周辺以外にも後々後悔がないように色んな場所へ行きました。

有名な日向坂の名前の由来になった日向坂(ひゅうがざか)にも

過去に東京に訪れた時には行けなかった場所にも行くことができました。

あと、齊藤京子さんが好きな日高屋のチゲ味噌ラーメンを食べにも行けました。

日高屋のチゲ味噌ラーメンと半チャーハンのセット

色んな場所に行けたので、悔いはないです。

自己紹介

ここまで読んでいただいてありがとうございます。

何の取り止めのない文章に目を通すお時間を割いていただいて嬉しいです。

多分、自分のことを知らない人が大半のことと思いますので、最後に少し自己紹介してこの文章を締めくくりたいと思います。

この記事は恐らくおひさまの方が読んでくれるだろうから日向坂と自分との関わりを主に焦点を当てて紹介しますね。

改めて中本宏樹と申します。

サッカーのお仕事に携わりたいと考え、情報発信のお仕事ができるお仕事を目指しています。

日向坂と最初に関わりを持ったのはやはり影山優佳さんを知ったことからだと思います。

2017年のDAZNでJリーグキックオフアンファレンスでレポーターをしていたのがきっかけでした。そこから彼女が出演していた色んな番組を動画サイトで見るうちに興味を持ちました。

多分、好きな理由はJリーグだけでなくプレミアリーグのリーズなど自分が知らないサッカーのクラブや情報も精通しているからだと思います。

あと、彼女のブログもサッカーに関する情報が詳しいし、自分も勉強になるから好きなんだと思います。

私の個人的な話を紹介します。

2021シーズンはJリーグの試合を8試合観戦しました。(観戦したい試合は京都対磐田、京都対甲府、京都対群馬、G大阪対神戸、G大阪対横浜、カップ戦のG大阪対C大阪、G大阪対札幌、G大阪対湘南)

応援しているクラブチームはガンバ大阪です。サポーター歴はおよそ20年くらいです。

自己紹介はそんな感じですかね。

今年に向けての決意も書こうと思いましたが、長くなるのでそれはまた後日書こうと思います。良かったらまた覗いてみてください。

ここまで読んでくださってありがとうございました。

中本宏樹

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