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褒めるときは、間接的にすると褒めやすい

部下や他人を褒めるというのは、以外と気恥ずかしいですが、間接的にするだけで随分と簡単に褒めることが出来ます。

・考えると褒められている

悪口を逆手に取った、考えたら褒められているという方法が有ります。

「写真写り悪いね」
単純な方法なのですが「写真より、実物の方が綺麗だね」と同じ意味になります。
男性に使うと褒められていることに気が付きにくいのですが、女性はすぐに気が付きます。
男性より、女性の方が写真写りをすごく気にしているからだと思います。

これは自身が投稿している写真というよりは、社内報や社員証など意図していない写真の場合に有効です。

正し、自身が投稿している写真に「写真写り悪いね」というのは、本人が気に入っている物を非難していることにも成りますので、勇者でもない限りは辞めた方が良いでしょう。 私に損害請求されても困ります

私自身の実例でいうと、社内報で見かけた方と、直接お会いした際に挨拶とともに「そういえば、社内報見ましたよ、写真写り悪いですね」と話をすると恥ずかしそうな顔をして「そうなんです、写真写りが悪くて嫌なんです」という会話から、それ以後仲良くなりました。
※長々と話してしまい、その後先輩に叱られましたが・・・・

つい最近の話だと、新たに転籍して来た女性社員の社員証で「社員証の写真、写り悪いなぁ」と初めての会話になりますが「そうなんですぅ」と回答が有り、その後の話も弾みました。
※懇親会、喫煙所で二人して長々と話していたので、社長早く戻って来て下さいと数人に引っ張られて、部屋に連れ戻されましたが・・・・

これは直接ではなく、考えれば褒められているという間接的な方法になりますので、簡単且つ色んな所で応用が利きます。

例えば応用として「社内でプレゼンのデモをした時より、本番の方が良かったよ」
これは後ろに続く言葉を付けた褒め方になります。
実は「写真写り悪いね」は、後ろに続く内容を伝えてないだけで、全く同じ褒め方と言えます。
日本語の特徴になりますが、後ろに続く内容の方が強調されるというのを利用しています。

①「彼は性格が悪いけれど、仕事は出来る
②「彼は仕事が出来るけれど、性格が悪い

①は「仕事が出来る」が強調され、②は「性格が悪い」が強調されているのが分かると思います。
少し直接が入っているものの、前の言葉を使うことにより、後ろの本来言いたかった褒め言葉が伝えやすくなります。

これはあくまでも、対象者の前後を比較しての褒め言葉ですが、他人との比較をしてしまうと角が立ちますので、注意してください。
「〇〇さんのプレゼンより、君のプレゼンの方が良かったよ」
本人は喜ぶと思いますが、比較対象となった方に伝わる可能性も有りますので、絶対に止めて下さい。

・質問形式で褒める

部下というよりは、上司や先輩に対して使えるテクニックですが、直接褒めるのではなく、質問形式にして間接的に褒めるという方法です。

「どうすれば、先輩のプレゼンのように分かりやすく説明できますか」
この方法は、ダイレクトに「先輩のプレゼンは素晴らしいです」というより、明らかに簡単です。

この場合、先輩も照れながら「そんなことないよ、君だってコツさえ覚えれば出来るようになるよ」というような反応をされると思います。

・他人を使って褒め言葉を言う

他人に陰口を言うと、回りまわって本人にも伝わることが有りますが、その逆の方法を取ります。
別の方に褒め言葉を言えば、自然と本人にも伝わりやすいという方法です。
この方法は、部下や上司、先輩や同僚など、幅広く使えるテクニックです。

「〇〇さんのプレゼン資料は読みやすく分かりやすいですね」
陰口の場合より、褒め言葉の方が、本人にも伝わりやすく、そういう風に見られているのかと、直接言われるよりも嬉しいものです。

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