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心の余裕ができると読みたくる

ちょっと心の余裕がでてきて、読書を再開している。今読んでいるのは、これ。

緑のデミオ(車)視点で物語が進んでいくミステリー。信号待ちや駐車場で隣合った車同士がおしゃべりする。

なんか新鮮。

私は読書が趣味だ。伊坂幸太郎さんの本は特に好きで、結構集めている。ミステリーだけど、心が温かくなるストーリーが多いからだ。登場人物が愛おしくなる。


この本は私が妊娠中に絶対安静になってしまったときに「暇だよね」と、友人が買ってきてくれた本。

あのときは、いろんな方が本を差し入れしてくれた。ほんとに感謝している。


産後も本は読んでいたけど、これは積読していた本。あ、違うか、ときどき読んでいた本。でも「面白くない」とか「読みづらい」というわけではない。

大事に大事に一文字ずつ噛み締めながら読みたいから、心の余裕がないと読めなかった。もちろん、仕事に関係する本は読むけど、小説はちょっと違う。

日常的にスマホを見てしまうけど、数分でも本を読む時間を作るのが理想だ。

……そうは思っていても、なかなか難しい。

スマホは短時間見るだけでも、新しい情報を得られて刺激的だから。でも、本の世界に入り込むのもある意味、刺激的。

暑さも和らぎつつあるし、読書もしやすくなる。6年かけて読んでいる本を、今年こそは読み終えたい。そしたら、ちょっと寂しくなるかな。
「あー読んじゃった」って。

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