『なぜ止めれない⁉︎』〜記憶と記憶と760〜

学校で物事を決めるとき
最終的には多数決だった
結果がはっきりわかるから
もちろん決議前に
いろいろと討議はするけれど

多数決という結果だけを見ると
人数が多いという事実のみが
大切なように思うが
大事なことは反対意見を踏まえて
折り合いをつける為の討議
お互いの落とし所を作らなければ
昔の絶対王政と変わらない

昨日ある法律が成立した
野党が反対し
解決にはほど遠いと
国民のほとんどが考えている法律が
“数の力”
当事者である与党からは
原因の説明や究明はなされずじまい
法に触れる行為があったもしれないのに
これが民主主義国家の姿か
法治国家なのか

そもそも
なぜこの流れを止められなかったのか
国民の声が届かないのか
声を届ける仕組み
世論を作る役割が
働いていないのではなかろうか

この法律は私たちの納めている税金の
使い道にも関わっている
私たちの生活よりも
一野球選手の様子の方が大切なのか
国民が声をあげても
調査をして数字を出しても
一過性のものとして扱い
声を広げようとしなければ
なにも変わらない

このままでは数の力には抗えない