GYRO_NaeYasuhara

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最近の記事

見えないものをカタチにするワークショップday8:「にっぽん二律背反」 〜日本の「いいね」「ざんねん」〜

今回は、世界の中の日本について考え、表現するワークショップです。世界各国の人が「自分の国が他の国の人からどう見られているか」を語る動画を見て、日本のいいところ、悪いところを洗い出し、二律背反の例を考えます。日本を産地とするさまざまな木の木片を使い、立体的なコラージュを作ります。 ワークショップのレシピ(1)イメージのインプット 動画を見る https://youtu.be/OWacuodXoac 二律背反とは https://www.weblio.jp/content/二律

    • 見えないものをカタチにするワークショップday7:「カンブリアンゲーム」 〜イメージの樹を育てる〜

      カンブリアンゲームとは、システムアーティストの安斎利洋さん、メディアアーティストの中村理恵子さんが企画開発を行ったパブリックドメインのゲームです。 カンブリアン・ゲームは、ひとりひとりのアイデアがほかの人のアイデアを巻き込みながら変化し、ひとりではとうてい思いつかないような多様なアイデアを生み出していくゲームです。人と人とが影響しあいながら豊かなミームを育てていく過程を、カンブリアン・ゲームの小さい宇宙の中で体験することができます。 今回は全員でゲームをやってみることにしまし

      • 「見えないものをカタチにする」ワークショップ day6:「MIKACRAFT(ミカクラフト)」 〜味覚の視覚化〜

        視覚、聴覚、触覚と来れば・・次は味覚のワークショップ。 食材を目をつぶって食べ、色や形をイメージして表現します。2種類の味覚を食べ比べ、それぞれの味覚をイメージするカラーペーパーを1色だけ選び、はさみで切ったりやぶいたりして台紙に貼ります。 準備した食材は12種類。甘いもの、辛いもの、酸味のあるもの、苦味のあるもの、香りが強いものなど、バリエーションを考え、食感もいろいろなタイプのものを選びました。一口に味覚と言っても、鼻と舌と歯と・・口の周りの感覚は多岐にわたっていることを

        • 「見えないものをカタチにする」ワークショップ day5:「触覚4コママンガ」 〜さわれるきもちのストーリー〜

          今回は触覚のワークショップ。紙、布、綿、フェルト、紙やすり、プラスチックなどさまざまな素材を使って感情を表現します。 まずは「気持ちや感情の変化」を表す4コママンガのストーリーをワークシートに書き、各コマの感情をどんな触覚で表すかを考えます。ワークシートはUXデザインのカスタマージャーニーマップと絵コンテをまぜたようなもの。 あえて色のない素材を集め、触覚に集中して生まれたストーリーには思わぬ多様性がありました。 ワークショップのレシピ(1)準備された素材を触る 紙、布、綿

        見えないものをカタチにするワークショップday8:「にっぽん二律背反」 〜日本の「いいね」「ざんねん」〜

        • 見えないものをカタチにするワークショップday7:「カンブリアンゲーム」 〜イメージの樹を育てる〜

        • 「見えないものをカタチにする」ワークショップ day6:「MIKACRAFT(ミカクラフト)」 〜味覚の視覚化〜

        • 「見えないものをカタチにする」ワークショップ day5:「触覚4コママンガ」 〜さわれるきもちのストーリー〜

          「見えないものをカタチにする」ワークショップ day4:「MOJI」 〜私の「祭」を文字にする〜

          今回は文字作りのワークショップ。漢文学者・白川静「文字のなりたち」の中から「祭」という文字を題材とした講義の動画をみんなで観てから、自分にとっての「祭」をイメージし、文字で表現します。筆で文字を書くのは久しぶり、という人が多かったのですが、ダイナミックな作品がたくさんできあがりました。 ワークショップのレシピ(1)文字と言葉に関する情報を見る 「ほぼ日の学校」で、漢文学者・白川静の「文字のなりたち」を紐解く講義動画を鑑賞。(立命館大学・後藤文雄氏によるもの) *白川静…甲骨

          「見えないものをカタチにする」ワークショップ day4:「MOJI」 〜私の「祭」を文字にする〜

          「見えないものをカタチにする」ワークショップ day3:「music drawing」 〜耳からの情報を指先に伝えよ〜

          2種類の音楽を聴いて、頭に浮かんだ色や形を絵の具と色鉛筆で表現します。 タイプの違う音楽の特徴がどのように現れるのでしょうか。 情景を思い浮かべる人、リズムや旋律の部分を抽象的に表現する人… 同じ音楽を聴いても多様な解釈があり、面白いです。 ワークショップのレシピ(1)2つの音楽のインプットと脳内変換   2つの音楽を聴き、頭に浮かんだイメージをスケッチする。    1: Tell Me That I Can't (Instrumental) - NEFFEX 2:56  

          「見えないものをカタチにする」ワークショップ day3:「music drawing」 〜耳からの情報を指先に伝えよ〜

          「見えないものをカタチにする」ワークショップday2:Aby(アビィ)〜100年後・2122年の人の世界〜

          「東大×知の巨人たちの雑談」の動画をみんなで見て未来に思いを馳せ、デザイナー視点で具体的なアイデアを考え、紙粘土を使って形を作ります。 ワークショップのレシピ(1)動画を見る ●能力を人間にダウンロードする時代になるー東大×知の巨人たちの雑談1-1 ●映画「マトリックス」1999 (2)「2122年のAby」をイメージする 100年後、人は好きなアビリティ(能力)アプリをインストールできるソケットや変身モジュールを装着できるポートを体にそなえており、能力に応じた姿「A

          「見えないものをカタチにする」ワークショップday2:Aby(アビィ)〜100年後・2122年の人の世界〜

          「見えないものをカタチにする」ワークショップ day1:記憶のコラージュ〜過去の「時」を表現する〜

          「時」について、文字、時計、民俗学、歴史、文学などさまざまな角度からの情報をインプットし、自らの記憶を呼び覚まして ことば・色・形でアウトプットします。 ワークショップのレシピ(1)さまざまな「時」の情報を共有する(オリジナルスライドをみんなで見る) (2)「私の特別な あの時」を考える    例: 運動会の徒競走で転んだとき/山登りをして夜明けを見たとき/ブレストをしているとき/歯医者で親知らずを抜いたとき/入試の結果を待っているとき/初めてティラミスを食べたとき/飼っ

          「見えないものをカタチにする」ワークショップ day1:記憶のコラージュ〜過去の「時」を表現する〜

          「見えないものをカタチにする」ワークショップ

          「見えないものをカタチにする」ワークショップを社内で時々開催することにしました。 背景UI/UXデザイナーはPCが仕事道具であり、仕事対象でもあります。毎日画面とにらめっこ。調べものや情報収集もネット中心です。 UI/UXデザインの業務は、クライアントからの要求事項に基づき、ユーザーの立場に立って画面作りをしなければならないため、さまざまな制約の中で仕事をしています。ある意味、「自分を捨てる」必要もあり、主観よりも客観性や論理的思考が多く求められる傾向があります。 世間

          「見えないものをカタチにする」ワークショップ