「見えないものをカタチにする」ワークショップ day3：「music drawing」　〜耳からの情報を指先に伝えよ〜

２種類の音楽を聴いて、頭に浮かんだ色や形を絵の具と色鉛筆で表現します。
タイプの違う音楽の特徴がどのように現れるのでしょうか。
情景を思い浮かべる人、リズムや旋律の部分を抽象的に表現する人… 同じ音楽を聴いても多様な解釈があり、面白いです。

ワークショップのレシピ

（1）２つの音楽のインプットと脳内変換
　　２つの音楽を聴き、頭に浮かんだイメージをスケッチする。
　　　１： Tell Me That I Can't (Instrumental) - NEFFEX 2:56
　　　　　https://youtu.be/q5NQqwP7Rxs
　　　２： No.9_Esther’s Waltz - Esther Abrami 1:53
　　　　　https://youtu.be/_WsWwMRmQyo

（2）２つの音楽のアウトプットと具現化
　　２つの音楽を聴いて好きな色の画用紙と画材を使い、表現する。
　　画材は、アクリルガッシュ・色鉛筆とする。

（3）２つの具現化イメージの言語化
　　作品にタイトルをつける。
　　音楽を聴いて浮かんだ色や形、情景などを言葉で表す。
　
（3） プレゼンテーションを行う

作業中の様子

まずは鉛筆でスケッチします

色画用紙と使い捨てパレット、水洗カップはダイソーで購入

みんなの成果物

TMの作品

「Tell Me That I Can't (Instrumental) - NEFFEX」
作品タイトル：夜の高速
イメージしたもの：ダンプカーの通る重い音やヘッドライト、テールランプが流れていく

「No.9_Esther’s Waltz - Esther Abrami」
作品タイトル：スキップ
イメージしたもの：時々足をもつれさせながらスキップをする人とふみしめた地面のビート、流れて進むメロディときざみ

NTの作品

「Tell Me That I Can't (Instrumental) - NEFFEX」
作品タイトル：グラビティ
イメージしたもの：拡散したり、凝縮されたりを繰り返すイメージ。直線的な。はじける感じ。

「No.9_Esther’s Waltz - Esther Abrami」
作品タイトル：舞い
イメージしたもの：花びら、風、虫、いろんなものが舞ってるイメージ。羽衣をひらひらさせる。曲線的な。抑揚があって流れるような。

RSの作品

「Tell Me That I Can't (Instrumental) - NEFFEX」
作品タイトル：シュッシュッドーン
イメージしたもの：暗い深い丸い波紋と、スクラッチするような鋭いライン、はじけるキラキラ、わくわくドキドキ。やや不安なイメージ。

「No.9_Esther’s Waltz - Esther Abrami」
作品タイトル：くるくるテンテン
イメージしたもの：くるくるの中に行ったり来たりするライン。はじけるテンテン。まったりゆっくりまわるイメージ。時々寒いイメージ。

この作品だけが縦位置です

HTの作品

「Tell Me That I Can't (Instrumental) - NEFFEX」
作品タイトル：ネオンビーム
イメージしたもの：ネオンカラー、直線、ノイジー、うねり

「No.9_Esther’s Waltz - Esther Abrami」
作品タイトル：レースカーテン
イメージしたもの：淡いパステルカラー、曲線、こもれび、調和、レースカーテン、つぶつぶ、泡、クラシカル

HTの作品

「Tell Me That I Can't (Instrumental) - NEFFEX」
作品タイトル：バズリズム
イメージしたもの：音の変わる流れ

「No.9_Esther’s Waltz - Esther Abrami」
作品タイトル：ほの明るい海の浅瀬で
イメージしたもの：海藻のラジオ体操

NYの作品

「Tell Me That I Can't (Instrumental) - NEFFEX」
作品タイトル：兵士の涙
イメージしたもの：未来的な戦いの映画のBGMのイメージ。一人一人の兵士たちの思いが縦と横に織りなして強い力になり、一方では沈んでゆく。

「No.9_Esther’s Waltz - Esther Abrami」
作品タイトル：春の息吹
イメージしたもの：土の下に花たちの新芽が春の日差しを待っている。明るい日差しとともに花たちの生命が誕生する。